Published on 12.05.03
【てくてく*シンガポール13】やっぱり55階タワーの屋上は最高…宿泊しなくてもたっぷり楽しめる「マリーナ・ベイ・サンズ」活用術
「マリーナ・ベイ・サンズ」の魅力
前回のシンガポール川沿岸の散策に引続き、今回は「マリーナ・ベイ Marina Bay」についてたっぷりとご紹介します。
マリーナ・ベイといえば、いまやシンガポールのランドマークとなった「マリーナ・ベイ・サンズ Marina Bay Sands」。
↑「マリーナ・ベイ・サンズ」の手前にあるのは、ハスの花をかたどった「アートサイエンス・ミュージアム」。
2010年4月にオープンした、 55階建てのタワー3棟からなる複合施設で、ホテル、ショッピングアーケード、レストラン、シアター、カジノが入っています。
屋上に登ってみよう
3つのタワーのてっぺんに浮かぶ巨大な船は「サンズ・スカイパーク Sands Skypark」。
地上200メートルという高さにある世界最大級のインフィニティプールが自慢ですが、こちらはホテルの宿泊客とそのゲストしか利用することはできません。
↑天空で泳いでいるかのような絶景が楽しめるプール。子供用の浅いエリアもあり、プールサイドには南国らしい椰子の木々が並んでいます。
船の先頭部分にあたるデッキの一部は、ホテルの宿泊客以外でも入ることができる展望台になっています。
タワー3の地下1階でチケットを購入し、エレベーターで57階まで上がります。
入り口で記念写真を撮影されるけれど、もちろん購入しなくてもオーケー。
↑タワー3にある「サンズ・スカイパーク」の入り口。
入場料金は大人/20 Sドル(約1300円)、 2才~12才/14 Sドル(約900円)、65才以上/17 Sドル(約1100円)。
少々高めですが、晴れた日には遠くインドネシアの島々まで見渡すことができて一見の価値あり。
↑巨大な観覧車「シンガポール・フライヤー Singapore Flyer」も眼下に。このあたりは9月に開催される「F1グランプリ」のコースになります。
↑目下建設中の「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ Gardens By The Bay」。3部構成の広大な植物庭園のうち「ベイ・サウス・ガーデン」が今年6月29日にオープン決定!
↑プール方面の眺め。港には世界各国から来たコンテナ船が並びます。
レストラン「クデタ KU DE TA」の利用客は入場料金なしで展望台に上がることができます。
↑レストラン「クデタ」と展望デッキのキオスク。ここでは、ちょっとしたおみやげやドリンクなどを購入することができます。
クデタは、「世界のベストレストラン50店」にも名を連ねたシェフ、ダン・セガル氏が独自にアレンジしたモダン・アジア料理のお店。
ランチセットは、3種の前菜、肉か魚が選べるメイン、ごはんもの、デザートで58 Sドル(約3800円)。
クラブラウンジ併設で、夜は大人の雰囲気となりますが、ランチなら子連れでも大丈夫ですよ。
ホテル以外の施設も魅力的
では、地上に降りてみましょう。
マリーナ・ベイ・サンズは、タワー1がホテルのメインエントランスとなっていて、吹き抜けのロビーがカーブを描くようにして3つのタワーをつないでいます。
↑ロビーに配された大きな植木鉢は全部で83。上海出身のアーティストによる作品です。
↑カジノの入場は21才以上。ドレスコードがあり、パスポートも必要。
「ザ・ショップス・アット・マリーナ・ベイ・サンズ The Shoppes at Marina Bay Sands」というショッピングアーケードには300以上のお店やレストランが入っています。
↑スケートリンクの奥にあるフードコートでは気軽にローカルフードが楽しめます。B1には「Jumperzillas」という子供向けのプレイジムも。
↑MRTサークル線「ベイフロント Bayfront」駅がショッピングアーケードに直結。運河まである。
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美術館のイベントもチェック
3連タワーのすぐ隣、海に面した場所にある「アートサイエンス・ミュージアム ArtScience Museum」も、マリーナ・ベイ・サンズの一部。
世界的な建築家モシェ・サフディ氏がハスの花のかたちをイメージしてデザインしたユニークな美術館は、2011年2月にオープンしたばかり。
↑美術館の周囲の池には、色とりどりのハスの花が。
チケット料金は展示によって変わり、ひとつの展覧会の標準入場料金は大人15 Sドル、2~12才/9 Sドル、65才以上/14 Sドル。
現在は、ポップアートの名匠、アンディ・ウォーホルの展覧会「Andy Warhol – 15 Minutes Eternal」を開催中(2012年8月12日まで)。
↑ミュージアムのチケット売り場。
子供の視点で作品を鑑賞できる特別展示があるほか、銀色のバルーンが飛び交うアトリエ「“シルバーファクトリー」の再現も子供たちが喜んでいました。
銀髪のウィッグやサングラスで、ウォーホルになりきって記念撮影できるコーナーも楽しい。
↑子供が遊べる工作や塗り絵のコーナーもありました。
2012年6月2日から9月30日までは「ハリー・ポッター展 Harry Potter the Exhibition」が予定されていて、こちらも楽しみ!
周辺の関連イベントは?
最後に、マリーナ・ベイでは今年3月「i light Marina Bay」という夜間のライトアート・フェスティバルが開催されていました。
2年目を迎えたこのフェスティバルで、マリーナ・ベイを舞台に、環境にやさしい照明素材を使った屋外アート作品が31紹介されました。
↑一番人気だったマーライオンのライトアート。
ウォーキングツアーやパフォーマンスなどもあり、夜のマリーナ・ベイがひときわ輝きを増してにぎわっていました。
なかでも人気だったのは、マーライオンに好きな色の光を投影できる作品。
↑誰でもカンタンに操作できるタッチパネルでオリジナルのマーライオンが完成。
会場に設置されたタッチパネルで配色を選ぶと、その場でホンモノのマーライオンがカラフルに変身!
こちらは行列ができるほどの盛況ぶりでした。
これからも、ますます進化していくマリーナ・ベイから目が離せませんね!
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