Published on 12.05.12
【旅*流儀171】ほどほど気候がよくて航空券も安い春休みがイキドキ…子供の知的好奇心も満たす「ニューヨーク」の魅力
遠いけど、行ったらハマってしまうのが「ニューヨーク」
これまで「小学生といっしょに行きたいアメリカ」として、西海岸のオススメ4都市を紹介してきました。
【アメリカに行こう1】小学生と行きたい「アメリカ」の魅力
【アメリカに行こう2】まず攻めたいのが「サンフランシスコ」
【アメリカに行こう3】思いのほか安価な旅行も可能な「ロサンゼルス」
【アメリカに行こう4】ファミリーでも楽しめる…進化する「ラスベガス」
【アメリカに行こう5】治安がいいから親子留学にもいい「サンディエゴ」
西海岸に行けるようになったら、つぎに攻めたいのが東海岸の大都市「ニューヨーク New York」。
ニューヨークへのアクセス方法は豊富。
成田空港からANA、JAL、デルタ、ユナイテッド(ニューアーク着)、アメリカン航空(6月2日から羽田便再開につき運休)が飛んでいます。
羽田からは、6月3日からアメリカン航空(JALとのコードシェア便)の早朝便が再開(羽田6時50分発-ニューヨークJFK空港6時40分着)。
ANAとJALは、成田発午前便。
現地にも午前着なので、機内で睡眠をとらないとかなりタイトなスケジュールに。
6月から復活する「アメリカン航空」は早朝発便なので、羽田には5時30分くらいには到着する必要があります。
近くのホテルに前泊しない限り、あまり睡眠もとれないまま空港に向かうので、機内では寝続けることになると思います。
でも、現地到着が早朝のため、1日がとっても長いのが難点。
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帰国の時間帯は、成田便は午後到着ですが、羽田着のアメリカン航空は22時15分着と遅いです。
関空からは、「チャイナエアライン」の直行便があります。
【関連くちこみ】2011年のGWに就航した「チャイナエアライン」関西-NY便
- 関空発13時-ニューヨーク(JFK)着13時10分
- JFK発15時-関空着18時15分
月木土の週3便となりますが、それまで関西からはどこかで乗り継ぎが必要だったので、それがなくなっただけでもラク。
長いフライと時間と時差を克服して、はじめて楽しめるのがNY
ニューヨークに子連れで行くのは、正直なところハードルが高い。
ハワイの倍近い飛行時間(行き12時間45分~、帰り最大14時間以上)のうえ、時差(サマータイム13時間、冬時間14時間)は日本とほぼ真逆。
大人でもラクラク行ける感じではありません。
でも、このハードルを越えてこそ楽しめるのがニューヨーク。
ニューヨークは「大人の街」というイメージがありますが、子どもと一緒に行っても違った角度から十分に楽しめます。
もちろんリゾート地ではないので、「どうしても海やプールがないと…」という場合はなかなか行く機会がないかもしれません。
↑ファミリーに人気の「ブロンクス動物園」。
街は、みんな早足でせかせか歩いているような感じもありますが、世界中から観光客が集まるだけの魅力は十二分にあります。
長めのお休みがとれ、時差を克服でき、自分の足でしっかりと歩けるようになったら、ニューヨークへのイキドキです!
季節がそこそこよくて料金も安い春休みが狙いめ
それでは、ニューヨークにはいつ行くべきか。
常夏のハワイや温暖な気候のアメリカ西海岸ならとくに時期を選びませんが、ニューヨークは別。
冬の寒さは、かな〜りキビシイです。
寒いというより、外を歩くと顔や耳がイタイ(帽子や手袋は必須)…
でも、クリスマスシーズンの街の飾りやイルミネーションは格別。
雪のニューヨークも、ホントにキレイなのです。
そして、クリスマス明けの12月26日からはじまる「アフタークリスマス・セール」は見逃せません。
街中がセール一色に染まります。
この時期は、学校がある関係でどうしても料金がアップする年末年始になってしまい、なかなかムズカシイ。
もし、大雪に見舞われたら…インフルエンザにかかったら…というリスクもありますよね。
ここ20年で10回以上訪れたニューヨークですが、すべて冬の時期。
夏場のことはよくわかりませんが、ベストシーズンなので、さらに世界中から人が集まるようです。
ただし、ベストシーズンであるがゆえ、やはり旅行代金が高い。
なので、旅行代金もそんなには高くない春休みはオススメです。
子供の好奇心も満たす、世界有数の博物館を巡ろう
ところで、「子どもとニューヨークに行ってナニするの?」と聞かれます。
大人だけなら、流行りのシャレたショップやレストランに行ったり、ブロードウェイ、オフブロードウェイで楽しめますが、これは子どもにとって苦痛なハズ。
せっかく、ブロードウェイのチケットを購入しても、暗い劇場では寝てしまうのがオチ。
でも、英語がわからなくても楽しめる昼間のオフ・ブロードウェイのショーなら楽しめそう。
ニューヨークには「メトロポリタン・ミュージアム」、「MoMA」をはじめ美術館が多数ありますが、丸1日美術館で過ごすというようなスケジュールは、子どもは楽しくないのでNG。
美術館なら、全部を見て回れないのは覚悟のうえで、見たいモノを決めて効率よく回るのがオススメ。
逆に博物館では、子どもの興味あるところが多いので、じっくり時間をとってあげましょう。
映画「ナイトミュージアム」の舞台となった「アメリカ自然史博物館」はとても広く、大人でも十分満足のいくところ。
【関連くちこみ】ティラノザウルスでおなじみ「アメリカ自然史博物館」
全部見て回るには1日がかりになるかもしれませんが、確実に楽しめます。
ほかにも、子供向けの博物館がたくさんあり、地下鉄を乗りこなせれば、カンタンに行けるところがほとんど。
男の子なら、「イントレピッド海上航空宇宙博物館」は注目です。
地下鉄とバスを駆使して、新たなるNYの魅力を探しに行こう!
ニューヨークは大好きな都市なので足しげく通いましたが、子どもと行くようになって行動範囲がガラリと変わりました。
SOHOやグリニッジ・ビレッジには行かなくなりましたが、大人の旅行では行かないところにも楽しむようになり、それもまた新たな発見となります。
ニューヨークでは地下鉄がとても発達しているし、バスも使いこなせればどこにでも行けます。
【関連くちこみ】地下鉄とバスを使いこなしてNYをカシコくまわる
ニューヨークの地下鉄はキケン…という昔のイメージはいまやまったくありません。
自転車を借りて、マンハッタン内やブルックリンへ足を延ばすことも可能。
これは、大人のニューヨーク旅行では考えもつかなかったこと。
【関連くちこみ】自転車を借りて「セントラル・パーク」をサイクリング
↑セントラルパーク。
街自体を楽しめるアメリカ本土では、子どもの興味や体験できる幅も大きく広くなります。
遠くて時差もあるニューヨークですが、一度行くとその魔力に魅せられ、リピートしたくなる街です。
ぜひ、行ってみてくださいね。
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