Published on 12.06.07
【てくてく*シンガポール18】8月12日まで開催されている…現代アートの殿堂「シンガポール美術館」のキッズ向けイベント「アート・ガーデン」
シンガポール美術館の「アート・ガーデン」へ
型にはまらない自由な発想が楽しい現代アートは、子供でも楽しめる要素がいっぱい!
シンガポールで人気の現代アートイベントが、「シンガポール美術館 Singapore Art Museum」(通称SAM)で行われている「アート・ガーデン Art Garden」。
今年で3回目となる「子供が見て、触って、参加して現代アートを楽しめる」この体験型イベントに参加してきました。
8月12日まで開催されているので、この夏にシンガポールを訪れるファミリーは要注目のイベントです。
【関連くちこみ】SAMでも行われた「エレファント・パレード・シンガポール」
↑「シンガポール美術館」の正面にいるウサギのウォルター君は。「ドーン・ン Dawn Ng」というアーティストの作品。街に現れて風景を一変させる「ゲリラ・インスタレーション」です。
国内外で活躍する若手アーティストたちの作品を集め、今年は別館の「SAM at 8Q」にてイベントを開催しています。
↑斬新な外観の「SAM at 8Q」。左手にあるカフェ「Food For Thought」もオススメ!
入場料金は大人/10 Sドル、学生・60才以上/5 Sドル、6才以下/無料。開館時間は10時~19時、金曜日は21時までオープン。
別館に入るまえに卓球を楽しんじゃおう
まずは、「SAM at 8Q」の入り口に置いてある卓球台で、軽くウォーミングアップ!
↑シンガポールを代表するアーティストのひとり、リー・ウェン(Lee Wen)による「Ping Pong Go-Round」という作品。
台をドーナツ型にすることで、同時に何人でも球を打ち合うことができるという楽しい試み。
リー・ウェンは体を張ったパフォーマンス・アートで知られていて、彼の25年間の活動を振り返る展示がシンガポール美術館の本館で6月10日まで開催されています。
和だったりキッチュだったりする作品たち
館内へ入ると、1階には日本の現代美術アーティスト、大巻伸嗣(Shinji Ohmaki)による、花にあふれた白い空間があります。
↑大巻伸嗣の「Echoes-Infinity-The Forest」は、和の心を感じさせる伝統的な花のモチーフと色づかい。
フェルトの床に岩料でひとつひとつ描かれた花柄は、子供や親たちが踏んで歩くことによって、しだいににじんで新しい景色を作っていきます。
そして、1階から4階までの階段には、シンガポールで活躍するアーティストのユニークな壁画が。
2階は体験型アクティビティを提供
2階には、洗濯バサミやクリップなど、身近なものを使ったアートの展示や、子供たちが塗り絵や工作を体験できるアクティビティ・ルームがあります。
↑アクティビティ・ルームは大盛況。
↑色を塗ってハサミで切り抜いた花や木の図柄を、カベの好きなところに貼っていきます。
また、小さな劇場のようになっている「ムービング・イメージ・ギャラリー」では、ほぼ常時1分から25分間ほどのショートフィルムが上映されています。
若手フィルムメーカーや学生らが製作したアニメーションや実写映像で、小さな子供でも楽しめる内容。
ソファでくつろぐもよし、フロアに直接座るのもよし。ちょっとした休憩にもオススメです。
↑シンガポール人アーティストLoh Sau Kuenによる「Everyday Wonders」という展示と、それに関連したワークショップに参加する子供たち。
3階ではよりアートな体験が楽しめます
3階には、シンガポールの人気アーティスト、ジャスティン・リー(Justin Lee)によるふたつの楽しい展示があります。
↑リサイクルできる段ボール箱を使ったインスタレーション。好きな箱に絵や文字を描いたり、配置を変えたりできます。
↑大きなケーキに星やハートをデコレーション!
どちらも、子供たちが直接触ったり、動かしたりして参加できる仕組みになっていて、時間を忘れて遊んでしまいそう。
↑ジャスティン・リーの等身大の着せ替え人形アート。顔も取り替えられるよ。
このフロアには、オモシロイ作品がまだまだあります。
マイクに向かって声を出すと、目の前のスクリーンに映し出された人気アニメのキャラクターや有名人の似顔絵などが動き出す「Reactive Wall」。
↑自分の姿が映し出されると、子供のテンションも上がります。
ブースに入って好きな曲を選び、カメラに向かって踊ると、会場内のスクリーンにその姿が映し出される「Let’s Dance」というパフォーマンス・アート。
いろんな人種の家族が来ているので、なかには本格的な踊りっぷりの子供もいてビックリ!
4階には大人も楽しめる作品があります
そして4階は、照明が落とされていてちょっぴり落ち着いた雰囲気。
巨大なイカのオブジェが、観客の動きに反応してカラフルに光る作品「5QU1D」と、折り紙で作られた草花が美しく発光する「Grow the Garden in the Dark」という作品があります。
↑幻想的に光る巨大なイカ。
↑自分で作った折り紙の花や葉っぱを、好きな場所にくっつけることができます。
子供だけでなく、大人も楽しめるアートがいっぱい。
あっというまに何時間も経ってしまうので、ぜひ余裕を持ってのんびりと訪れたいエキシビションです。
5月、6月はキッズ向けイベントも実施されます
ところで、シンガポールでは現在「チルドレン・シーズン」と銘打って、5月半ばから6月24日までの間、複数のミュージアムで子供向けの企画を同時開催しています。
この「アート・ガーデン」は目玉企画のひとつですが、「シンガポール国立博物館」や「アジア文明博物館」、「プラナカン美術館 」などでもオモシロイイベントが催されているので要チェック。
また、5月18日から6月2日までの間、エスプラネード・パークで開催されていた「シンガポール・アーツ・フェスティバル2012」でも、子供向けの「キッズ・アーツ・ヴィレッジ 」が設営されていました。
↑マリーナ・ベイが見渡せる広場に設置された「キッズ・アーツ・ヴィレッジ」。
ここでは、オーストラリアの演劇集団「ポリグロット(Polyglot)」による「タングル Tangle」という子供向けパフォーマンスのほか、工作やペインティングなどのワークショップが開かれていました。
↑「タングル」は、カラフルな布テープを木の柱にぐるぐると巻きつけていくパフォーマンス・アート。
↑青空の下、絵の具でペイントしたり、紙の帽子を作ったりできるワークショップ。
これから夏にかけてのシンガポールは、家族で気軽にアートを楽しめるイベントが目白押しですヨ!
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