Published on 12.06.15

【旅＊流儀175】オーストラリア行きでは燃油代も往復2万8000円と格安…ケアンズ行き片道7000円など「ジェットスター」の夏のセールに注目！

日本路線就航で注目が集まる「ジェットスター」

7月3日に、いよいよ日本国内5都市に就航する予定の「ジェットスター・ジャパン」。

「ジェットスター」は、オーストラリアのメルボルンに本社がある「カンタス航空」の子会社のLCC。「ジェットスター・ジャパン」には、JALと三菱商事が3割ずつ出資しています。
就航記念キャンペーンとして、片道1円チケットを販売し、話題になりましたよね。

成田からは、新千歳、関空、福岡。那覇と関空から福岡、新千歳の6路線が就航する予定です。

LCCというからには、格安値で勝負。

たとえば、成田-札幌便は1日3往復（7月9日〜、8月24日から4往復）ありますが、通常の最安値は往復ともに片道4490円〜1万6990円（2012年10月10日まで）。

ちなみに、エアアジアの同路線が4580〜1万8880円。JALやANAでは、安くても往復3万円弱。

LCCでは、便を選べば1万円以下で往復することが可能です。

ただし、ネックになるのはやはり「成田発」というところ。

早朝8時20分成田発*の場合、7時30分に成田に到着することを考えると、都内からは5時30分〜6時くらいに自宅をクルマで出ることに。

もう1便遅めでいい時間帯の9時25分発便*にすると、料金が数千円アップしてしまいます。

*2012年7月3日〜8月23日のスケジュール

セールや燃油サーチャージのオトク度にも注目！

ジェットスターのHPを開くと、新就航の日本国内線と国際線の料金がいっしょに出ています。

LCCのサイトで見逃せないのが、期間限定のセール。
6月20日（水）までは「リフレッシュセール」も行われ、ケアンズまで片道7000円、ゴールドコーストまでは8000円という破格値も（搭乗期間2012年6月28日〜12月17日）。
【関連くちこみ】ジェットスターのゴールドコースト便に乗ってみた

ケアンズ行きを試しに検索すると、7月16日の海の日を含む数日、9月ではまだこの料金でまだ席が残っていたので、夏休みにもいいかも。

オーストラリアは遠いイメージがありますが、「グレート・バリアリーフ」で有名なケアンズは7時間台と意外と近い。

そんなケアンズに7000円（チケットのみ）で行かれるなんて、とってもオトクに感じます。

燃油サーチャージは、別途往復2万8000円かかりますが、JALとカンタスの5万2000円とくらべるとかなり安い。

荷物や機内食などはオプションとなるので、こちらも予約購入が必要になります。

ビジネスクラス利用でも往復11万円台！

ジェットスターでは、ビジネスクラスを検討してみるのもあり。

6月20日までのキャンペーンでは、ケアンズ行きの場合、9月出発でビジネスクラスは片道4万円（通常片道9万円）。

燃油サーチャージなどを入れても、往復トータルで11万8430円（通常は21万8430円）。

夏場の人気リゾート地だと、たとえばハワイでは航空券だけでエコノミーでも20万円近くかかったりするのでこれはオトク。

ただし、南半球なので季節は逆になるので、海に入るのは肌寒いのでご留意を。

ビジネスクラスだと、シートピッチはエコノミーよりもちろん広く、食事も無料。

往路が夜便になるので、到着までゆったり眠れるのはやはりうれしいですよね。

ジェットスターが結ぶ都市の多様性も興味深い

オーストラリアの路線を見てみると、いまやジェットスターは日本とオーストラリアを結ぶ主要エアラインとなりました。
「シドニー」にはJALとカンタスの2社が飛んでいますが、ほかの都市への日本からの直行便はじつはジェットスターのみ。
ケアンズとゴールドコーストへは、成田、関空ともJALとカンタスは共同就航便としてジェットスターの機材で飛んでいるようです。

そして、2012年4月に就航した、オーストラリアの北に位置する「ダーウィン」行きは、なんとマニラ経由。

ダーウィンは、アジアにもっとも近い都市ということもあり、アボリジニも多く暮らす多様な民族文化が融合する街。

アジアからもたくさんの留学生が滞在して学んでいるそうです。

ジェットスターのサイトで就航都市をチェックすると、次回の旅行へヒントが見つかるかもしれませんヨ。