Published on 12.07.19
【てくてく*シンガポール22】涼しい船上や上空から街並を眺めてみたり、チキンライスボールを頬張ってみたり…マラッカがもっと楽しくなる歩き方
子連れ海外旅行★DATA
- 旅先…マレーシア・マラッカ
- 旅行時期…2011年11月
- 旅行期間…2泊3日
- いっしょに行った人…1才4ヵ月の息子、夫、じぃじ、ばぁば
- 旅行スタイル…旅行会社に依頼。マイクロバスによる往復、ホテル「ザ・マジェスティック・マラッカ」を手配してもらう
マラッカを楽しく歩こう
2011年11月、1才4ヵ月の息子と日本から遊びに来ていた両親とともに、マレーシアの「マラッカ Malacca」へ。
前回は、アクセス方法や滞在したホテル、博物館などを中心にレポート。
【関連くちこみ】シンガポールからクルマで4時間半…異国情緒漂う「マラッカ」
後半となる今回は、船や上空からマラッカの街並を眺めてみたり、おいしいものを探してみたり…と、マラッカ歩きがもっと楽しくなるヒントを案内します。
船からマラッカの街並を眺めてみよう
照りつける太陽のもとでの街歩きは、子連れファミリーにとってはちょっとキツイ…
そこでオススメなのが、マラッカ川から街を見物できる「マラッカ・リバークルーズ」。
↑カンポン・モルテンの先に船着き場があり、「海の博物館」で下船。オランダ広場近くのツーリスト・インフォメーションで情報収集できます。
船からの眺め。正面に見えるのは「聖フランシスコ・ザビエル教会 St.Francis Xavier’s Church」。
川沿いのお店や民宿のカベには、ユニークな壁画が。
マレーシア国内からの旅行者もたくさん見かけました。
終点は、マラッカ海峡の手前、「海の博物館 Samudera Museum」の近くとなります。
マラッカを見渡せる丘に登ってみよう
そして、せっかくここまで来たのなら、東西貿易の拠点として栄えたマラッカ海峡と古都の街並みを見渡してみたい。
…ということで、まずは「セント・ポールの丘」に登ってみることに。
この丘には、16世紀にポルトガル人によって建てられた教会跡があり、日本にも布教に来た宣教師フランシスコ・ザビエル(1506年〜1552年)の像が建っています。
↑ザビエルの遺骨はここに9カ月間安置されたのち、インドに移されたとのこと。
↑セント・ポールの丘から見渡したマラッカの街。右のタワーは「マラッカ・タワー」。
マラッカの街を上空から一望できるタワーへ
さらに、360度のパノラマビューが楽しめる回転展望台「マラッカ・タワー Malacca Tower」(ムラナ・タミンサリ Menara Tamingsari)へ。
地上から冷房がきいた回転式のキャビンに乗り込み、座ったままタワーのてっぺんへ。
↑展望キャビンのなかは涼しくて快適。子供も高いところからの見晴らしを楽しんでいた様子。
タワーのてっぺんとなる地上110メートル高さから、360度のパノラマを楽しむことができました。
↑タワーから見えるマラッカ海峡。
タワー周辺にはマーケットやフードコートも
マラッカ・タワーの近くには、ローカル御用達のフードコートが入った古い建物があります。
シンガポールほどバリエーションに富んだメニューではなく、おもにマレー系の料理の屋台が入っています。
その建物のまえは、テント張りの露店が立ち並んでいて、土産物や工芸品、食材などを売るマーケットがありました。
↑マーケットでは、不思議なものも売られている。こちらは大きなトラのぬいぐるみの専門店。
チャイナタウンでおいしいお店を探してみよう
マラッカには、プラナカン料理やポルトガル料理のおいしいお店がたくさんあります。
マラッカで一番にぎやかな「チャイナタウン Chinatown」にも、オイシイお店がいっぱい!
とくに「ジョンカー・ストリート Jonker Street」(正式名称は「ジャラン・ハン・ジュバッJl.Hang Jebat」)は地元の人たちと観光客でひしめきあっています。
毎週末にナイト・マーケットが開かれていて、夕方6時ごろから露店が並びはじめ、さらに活気を帯びてきます。
オランダ広場からマラッカ川にかかる橋を渡ったところが、ジョンカー・ストリートの入り口。
ジョンカー・ストリートでは、お客さんの入り具合で人気店がわかります。
橋のたもとにある、チキンライス専門の小さな食堂「海南鶏飯団 Hainan Chicken Rice Ball」は昔ながらの名店のよう。
夕方には閉まってしまうのですが、いつも行列ができていました。
チキンライスボールとチェンドル
ちなみに、チキンライスは、シンガポールはもちろんマレーシア半島では定番のメニューですが、ここマラッカでも定着。
マラッカでは、鶏のだしで炊いたご飯がボール状に固められているのが特徴。
↑ジョンカー・ストリートのレストランで食べた「チキン・ライスボール」。お米の粒が見えないくらい、固く丸められたライスボール。チキンはジューシーで美味。
鶏肉はシンガポールと同様、蒸したタイプと焼いたタイプがありました。
マラッカならではのデザートを食べたければ、地元マラッカ産のパームシュガーをたっぷりと使ったかき氷「チェンドル」が定番。
少しクセのある味が魅力の「ドリアン・チェンドル」も人気です。
いろいろなお店で食べられますが、ジョンカー・ストリートにある「ジョンカー88 Jonker 88」というお店が有名ですよ。
チャイナタウンで雑貨を探すのも楽しい
チャイナタウンのもうひとつの大通りは、「ヒーレン・ストリート Heeren Street」(正式名称「ジャラン・トゥン・タン・チェン・ロックJl. Tun Tan Cheng Lock」)。
この通りには、マラッカで財を築いたプラナカン一族、チャン家の私邸を一般公開している「ババ・ニョニャ・ヘリテージ Baba Nyonya Heritage」があります。
ほかにも、雑貨やアンティーク家具、骨とう品などを扱う店が多く、美しいプラナカン様式の建物が並んでいます。
↑ジョンカー通りとヒーレン通りを結ぶ路地にあった工芸品店。
このふたつの通りを結ぶ路地にも、味わい深いお店やカフェなどがあるので、ぶらぶら歩きを楽しんでくださいね!
今回は街歩き中心となりましたが、思いのほかマラッカを楽しむことができました。
日程に余裕をもって、ムリせず周ったのが正解だったようです。
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