Published on 12.07.13
【旅*流儀179】米系航空会社の経由便から「エアメヒコ」のメキシコシティ経由便まで…カンクンなど「メキシカン・リゾート」へのアクセス
「メキシカン・リゾート」という選択肢を考えてみる
ひと口にビーチリゾートといっても、エリアごとに人気の旅先は異なってきます。
日本人におなじみのビーチリゾートというと、ハワイ、グアム、サイパン。そして、アジアンリゾート。
ヨーロッパでは、地中海リゾート。
そして、アメリカ人に人気なのがカリブ海リゾートとメキシカンリゾート。
ハワイやグアム、アジアンリゾートをひととおり楽しんだら、ちょっと難易度が高いリゾートにも挑戦してみたくなるもの。
ということで、今回フォーカスするのは、ハネムーンにも人気のメキシカン・リゾート。
透明度の高い青い海に白砂のビーチ、ズラリと並んだリゾートホテルは、まさに国際的なビーチリゾートそのもの。
でも、子連れファミリーにとって高いハードルは、日本からはと〜っても遠いこと。
まず、直行便はないので乗継ぎが必要に。
乗り継ぎ地によっては、行きか帰りもしくは両方1泊しなければならないことも…(いまも利用航空会社によってはこのパターン)。
生水の問題もあるので、やはり体力にも自信が出てくる小学生になってから行くのがオススメです。
メキシコ・リゾート行きは、アメリカもしくはメキシコシティ経由で
では、実際アクセスにはどのくらいの時間がかかるのか…? を具体的に検証してみたいと思います。
メキシコのリゾート地といえば、カンクン、ロス・カボス、そしてアカプルコが人気。
メキシコにはキケンなイメージもあるかもしれませんが、リゾートはアメリカ人旅行客がほとんどで、メキシコシティなどの都市部とくらべると安全です。
行き方は、デルタ航空やアメリカン航空、ユナイテッド航空といった米系エアラインを利用してアメリカの都市経由で行く方法。
もしくは、メキシコ最大の航空会社「エアメヒコ」でメキシコシティ経由で行く方法があります。
そして、就航エアラインが多いロサンゼルス便をまずは単独購入し、LAから目当てのリゾート地までの便を別途購入するのもあり。
どうせならLA滞在を組み込むと、さらに楽しい旅行になりそう!
【デルタ航空】成田発便はLAもしくはアトランタ経由
まず、経由便でもっとも選択肢が多いのが「デルタ航空」。成田発と羽田発が選べます。
成田便のスケジュールは以下のとおり。
- デルタ238便…成田発15時55分-ロサンゼルス着8時55分
- デルタ453便…ロサンゼルス発11時-カンクン着17時33分
LAでの乗り継ぎ時間も2時間ほどなので、税関での手続きなど考えると時間を持て余すことはなさそう。
ただし、帰国便も成田着希望の場合は、ロサンゼルスで1泊する必要があります。
アトランタ経由なら、以下のスケジュール。
- デルタ296便…成田発15時55分-アトランタ着15時05分
- デルタ537便…アトランタ発17時45分-カンクン着19時29分
帰国便は、以下のスケジュールとなります。
- カンクン発7時40分-アトランタ経由-成田着翌16時55分
この便を利用すると現地には夜に到着するので、心配な人は避けたほうがいいかも。
でも、カンクンはリゾート客だらけで安全。なので、さほど気にしなくても大丈夫です。
【デルタ航空】土曜の羽田発便ならデトロイト経由
つぎに、「デルタ航空」羽田便を利用する場合。
土曜発&土曜現地発に限っては、デトロイトとカンクン間の直行便を利用できるので、現地着後も午後は遊べて便利。
- デルタ628便…羽田発6時55分-デトロイト着6時15分
- デルタ711便…デトロイト発8時55分-カンクン着11時47分
帰国便は、下の便が乗り継ぎが一番ラク。
- カンクン12時45分発-デトロイト経由-羽田着翌23時
でも、家に着くのが0時を過ぎてしまうので、翌日から会社や学校だと時差もあるのでキツそう。
土曜以外なら、往復とも羽田-デトロイト-アトランタ-カンクンの便ならお昼過ぎに到着でき、帰国時間もデトロイト便なので23時。
デルタ航空のHPから予約すると、行きは羽田便、帰りは成田便、行き帰り違う経由での航空券も選んで購入できるので便利です。
【アメリカン航空】NY経由便とダラス経由便があり
「アメリカン航空」の場合、羽田発ニューヨーク早朝便を利用すれば明るいうちに到着できますが、ニューヨークでの乗り継ぎ時間が長い。
- 羽田発6時55分-ニューヨーク着5時25分
- ニューヨーク発12時05分-カンクン着15時10分
かといって、マンハッタンの街に繰り出すほどの余裕はありませんね。
そんなときは、以下の便を使えば便利。
- 成田発12時-ダラス着8時25分-ダラス発11時10分-カンクン着13時40分
帰国便は、以下の便を使うのが一番ロスがなさそう。
- カンクン発9時50分-ニューヨーク経由-羽田着翌22時15分
【ユナイテッド航空】カンクンはヒューストン経由
「ユナイテッド」(ANA系列)なら、以下の便が最短時間で行けます。
- 成田発17時-ヒューストン経由-カンクン着18時05分
帰国もカンクン発7時と早いですが、成田着15時45分と最短。
「ロス・カボス」に行く場合は、おもにロサンゼルスやサンフランシスコ経由となります。
ちなみに「ロス・カボス」には、各社1日2~3便の直行便があるので行きやすく、なにより晴天率が高いの旅行者にとってはありがたい。雨が降るのは、年間10日ほどだとか。
【エアメヒコ】メキシコシティ経由便で各地へのアクセスも豊富
アメリカのエアラインは選択肢が多いのが魅力ですが、難点なのがアメリカで入国手続き。
最近キビシくなってきた税関手続きも時間がかかり、出入国税やESTAの登録も必要に。
そんなとき便利なのが、メキシコ最大の航空会社「アエロメヒコ」を利用する方法。
2006年に成田に就航し、現在はメキシコシティまで週3便飛んでいます。
もちろん、メキシコシティからメキシコ各地への国内線が充実。アメリカの税関を通る必要もなく、メキシコの税関手続きだけですみます。
- 成田発15時25分-メキシコシティ着14時20分
- メキシコシティ発16時32分-カンクン着18時44分
難点なのが、デイリー便ではないこと。
帰国便は、以下のとおり。
- カンクン発19時20分-メキシコシティ着21時44分-メキシコシティ発23時40分-成田着6時45分
直行便ですが、帰国便は「ティファナ」でテクニカルランディング(給油目的でとまる)があります。
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メキシカン・リゾートを制覇したら、カリビアン・リゾートのバハマ、ジャマイカなども行ってみたくなるハズ。
主要な経由地となる「マイアミ」からはすぐだけど、マイアミまでが遠い。
こちらもハードルが高いですが、いつかは行ってみる価値はありそう!
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