Published on 12.08.03

【KL＊移住04】敷地内に広大なプールもある3ベッドルームが約6万円で借りられる…KL周辺における不動産事情＜住居編＞

このところ、マレーシアで不動産を購入する日本人が増えています。

外国人が土地や住宅を買う場合、マレーシアは他国より制限が少なく、比較的自由に購入できます。

価格は、日本の3分の1〜2分の1程度。

滞在ビザがなくても購入できたり、ローンが組めたりと、政府は外国人がマレーシアの土地や建物に投資することを推奨しています。

賃貸の場合でも、ほかのアジア諸国のような「外国人価格」がないので、ローカルと同じ値段で借りることができるのはメリットです。

わが家は、しばらく賃貸で暮らすことに。

住まいを決める際、優先条件を決めることが大切。

学校に近い、職場に近い、買い物に便利、セキュリティーがしっかりしているなど…

わが家の場合、第1にセキュリティー、第2に学校の近く…という条件で家を探しました。

家賃には幅がありますが、安いからとローカルの暮らすエリアを選ぶと、外国人であることが目立ってしまいます。

治安は比較的良好ですが、やっぱり日本と同じ感覚というワケにはいきません。

「安全と水は買う」つもりで、最初はセキュリティーがきちんとしている外国人が暮らすエリアを選ぶのが無難です。

↑わが家が借りたのも、大半が外国人の住宅地の集合住宅。広大な敷地内には池もあります。

キホン的な借り方は、まずネットで物件を探し、エージェントに連絡（英語ができれば問題なし）。

旅行の際などに見学をすませ、帰国してからメールでやり取りし、仮契約をしました。

本契約は、こちらで暮らしはじめてから。日本と違ってフレキシブルです。

外国人の暮らすエリアは、場所によって国籍の比率などが大きく異なります。

わが家が暮らすエリアは、オーストラリア系のインターが近いこともあり、オーストラリア人が多い。

クアラルンプール周辺には、日本人が集まって暮らすエリアもいくつかあります。

駐在員の家族がたくさん暮らすエリアは、買い物も便利で交通の便もいい。

さまざまな情報も入ってくるし、子供も楽しく過ごせそう。

でも、わが家の目的は英語教育なので、日本人の多く住む地域ではなく、KL市内から南に約20キロの郊外にある住宅地を選択。

田舎なので買い物など不便なこともありますが、自然が好きな欧米人が集まり、英語の環境が整っていることも気に入っています。

わが家が暮らすのは、セキュリティーがキビシイ「Gated community」と呼ばれる住宅地。

入り口ゲートにセキュリティガードが常駐しているため、アポなしで来た人はゼッタイに入ることはできません。

↑住民でも専用の電子カードがなければ入ることができず、外周には高圧電線が引いてあります。

ゲートがあっても、セキュリティーがゆるく、柵もカンタンに飛び越えられる住宅街もあるので、下見や口コミで十分チェックしましょう。

セキュリティーがキビシイので、家賃はこのエリアの一般的な賃貸の約2倍。

それでも、子供がまだ小さいので、安心して暮らせることに満足しています。

この住宅地はとても広大で、敷地内に大きな池もあります。

住宅の半分以上はプール付きの一戸建てとなり、住人の大半が外国人駐在員とリッチなローカル。

わが家は、この住宅地でもっとも安いカテゴリーとなる4戸が集まった集合住宅。

↑広さは140平米あり、リビングとキッチンのほか、ベッドルームとシャワールームが3つずつあり、家賃は2500リンギット（約6万3000円）。

値段は交渉したので、通常より安く借りられました。

コミュニティ内には、日本の25メートルのプールの2倍くらいの大きさの共有プールもあります。

このサイズのプールは外国人コミュニティーでは一般的ですが、子供が小さいうちはプールがあると喜びますね。

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Tags: KL移住