Published on 12.08.24
【旅*流儀184】事前登録しておけばさっそうと海外に飛び立てるかも…「顔認証」による自動化ゲートを利用して出国してみる?
「顔認証」で颯爽と海外に出かける時代に!?
夏休みや年末の繁忙期は、空港が混雑して出国するまでがひと苦労…ということもありますよね?
現在、出帰国手続きにおける混雑やわずらわしさを緩和するため、法務省入国管理局による「自動化ゲート」の運用テストが行われているそう。
通常よりも出入国者が多い2012年8月6日から、羽田空港と成田空港で、「顔認証」による自動化ゲートの実証試験がスタートしています。
試験期間は、9月末まで。
ちなみに、羽田空港では2010年10月から設置されており、今回の実験以前にも、成田、中部、関西空港で設置されていたそうです。
顔認証や指紋認証で手続きを簡便化する試み
今回の試験では、3パターンの検証をしているそう。
1. 事前登録必要なしで顔写真情報と照合(8月6日~19日)
自動化ゲートでICチップ付きのパスポートを読み取り機械にかざし、そのうえで機械が顔写真を撮影。
パスポートの顔写真と撮影した情報を照合し、同一人物と判断できればゲートが開くというもの。
実験ではゲート通過後に入国審査官の肉眼によるチェックも受けるとのことですが、実用化されれば機械だけの審査に。
まるで、駅の改札のような気軽さで出国できますね。
通常、審査官によるパスポートと本人の照合は、ひとりにつき30秒ほどかかるそうですが、この自動化ゲートで15秒ほどですむとのこと。
2.顔認証と指紋認証による審査(8月13日~9月2日)
顔認証と指紋認証による審査で、自動化ゲートで1と同様にパスポートを読み取らせ、指紋情報を提供し、顔写真の撮影。照合→審査という流れ。
3.事前登録必要で指紋認証システムを用いた審査(9月17日~30日)
現在導入されている指紋認証システムを用い、自動化ゲートを複数台設置した場合の出帰国審査。
この実験で自動化ゲートを通過する場合は、事前に利用登録が必要となります。
ちなみに、成田空港でのこれらの実験は、出国が9時〜13時、帰国は14時〜18時。羽田空港は、7時〜21時とのこと。
羽田の深夜早朝便の利用者は対象にはならないですね。
登録すれば、誰でも利用が可能に
「顔認証」による自動化ゲートは、登録することで利用が可能に。
まずは、各空港の登録カウンターで申請書を記入し、パスポートと一緒に申請。指紋もここで登録します。
所要時間は5分ほどで、費用も無料。ひんぱんに出張に行く人には便利ですね。
夏休みで日焼けしたり、整形でパスポート取得時と顔が変わっている人でも、本人と認識できるか検証したいそう(笑)。
事前登録は少々めんどうですが、長い列に並ばなくていいのなら次回の旅行で試してみたいですね。
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