Published on 12.08.02
【KL*移住03】見積もりや梱包のコツ、日本から持参するべき家電やアイテムなど…海外引っ越しにおける留意点<引越編>
【01導入編】生活水準も良好で英語環境も整ったマレーシアの魅力
【02準備編】移住に必要なビザやコスト、収入源の確保などについて
【03引越編】日本から持っていくべきアイテムなど引越に置ける留意点 ◀
【04住居編】外国人が暮らすエリアや家賃相場など…KL周辺の住宅事情
【05学校編】インターナショナルスクールの選び方から入学までの流れ
【06食事編】中華から日本食までウマくて安いマレーシアでの食生活
【07生活編】物価の安さやメイドサービスでより豊かな暮らしを享受
【08習慣編】赤ちゃんからバイク乗りまで…マレーシアのオモシロ習慣
【09休日編】スーパーで買物したり自宅プールでまったり…休日の過ごし方
【10展望編】先進国入りを目指し、快適に進化しているマレーシアの今後
海外への引っ越しの注意点は?
マレーシアへ移住したのは、2011年11月のこと。長男が2年生、次男は年中でした。
移住となれば、「海外引越し」をクリアしなくてはなりません。
マレーシアは常夏の国ですし、電圧*も異なるので、冬物や家具、電化製品などを処分もしくは片付ける必要があります。
*マレーシアの家電は220ボルト、60ヘルツ対応。
日本では、処分するにもおカネがかかります。
冷蔵庫や洗濯機、テレビなどの処分は有料となるので、欲しい人がいれば譲ったり、短期の移住であれば実家や倉庫を借りて預けたり。
オークションなどを利用して売るのもいいと思います。
お気に入りの家具や道具は持っていくことに
わが家の場合、長期になる可能性が高いのと、お気に入りの家具などがあったので大きな引越しになりました。
けっきょくアレもコレもとなり、14㎥の引越し荷物を20フィートのコンテナに載せ、船便で送ることに。
船便では、子供の自転車2台や畳ベッドも送りました(笑)。
捨てるのはもったいないし、実家に預かってもらう場合も国内引越しとなるので費用がかかる…
なので「持ってちゃえ~!」というノリで、けっこう持ってきました。
自転車や畳みベッドも運んで、費用は約40万円
引っ越しは、まずは見積もりを引越し業者数社からとることからはじまります。
英語に問題がなければ、現地(マレーシア)での日本語サポートは必要ないと伝えましょう。
日系の業者だと、日本語スタッフがサポートしてくれますが、そのぶん値段も割高に。
交渉のうえ、もっとも安い送料は関西からクアラルンプールまで14㎥で約40万円。
船便が到着するまでには1ヵ月ほどかかるので、すぐに必要となるモノは引っ越しの際のフライトで持っていきました。
梱包のコツや現地での作業について
日本での梱包作業は、業者に任せっぱなしだとスカスカの箱も出てきます。
自分ですればじっくり梱包できるし、最小にまとめることができます。
でも、小さな子供がいるとその時間もなかなか取れない…
なので、見積もりは2ヵ月まえには取っておき、業者が決定したら空箱を引越しの1ヵ月まえにはもらっておくのがオススメ。
空いた時間を見つけて、ゆっくり梱包するのがポイント!
ワイングラスなど、割れやすいモノや高価なモノは業者にまかせるのが正解です。
マレーシアでの荷入れ作業に役立つよう、日本で新居の間取り図を入手しておき、箱に部屋番号を振っておきました。
番号のおかげで、現地での作業もスムーズに終了。
ローカルの業者でも、十分ちゃんと運んでくれましたよ。
現地で生活用品を揃えることもできるけど…
KL市内には、日系デパート「伊勢丹」や「ジャスコ」もあるので、必要なモノはほとんど揃います。
でも、やはり割高なので、引っ越しの際のフライトで重量制限ギリギリまで持参。
衣類は意外にも高かったり、品質もよくないので、子供服や子供の下着などは日本で買いだめ。
ただし、こちらは水質が悪いので、白い服はどんどん黒ずんでくる…そして、黒は蚊が寄ってくるので要注意!
最近、マレーシアにも「ユニクロ」が進出していますが、価格は約2倍と高級衣料品(!)
私も普段着ではユニクロが大好きなので、日本から買ってきました。
日本から持参すると便利なアイテムは?
生活していくうちに、ちょっとした便利なアイテムがないなぁ…と感じることがあります。
なので、日本で愛用している便利系アイテムは持っていくほうがいいかも。
立つしゃもじ、立つ鍋のフタ、シリコンザル、UVカットのボレロ、UVカット傘や帽子、蚊よけブレスレットなど。
ほかにも、マレーシアの歯ブラシはイマイチなので持ってくる価値あり。
ノートPCは日本から持参するのがオススメ。日本語入力ができて便利です。
「アレ買ってくればよかった!」と思うモノは多々ありますが、一時帰国の際に買えばいい。
そのへんは、気ラクに考えてだいじょうぶ!
日本製がオススメな家電は?
わが家の場合、変圧器が必要となっても使いたい日本の電化製品をいくつか持ってきました。
まずは、「ホームベーカリー」。
マレーシアで売っているものだと上手に焼けないので、日本製を使っている人が多い…という情報を事前に入手していました。
そして、「たこ焼きプレート付のホットプレート」。
マレーシアでたこ焼きパーティーをすると、日本人はもちろん現地の人にも喜ばれます。
「アロマ・ディフューザー」も、マレーシアでは入手困難という情報を得ていました。
SIMロックを解除してもらった、ドコモの「スマートフォン」も。
ドコモなどでSIMロック解除可能なケータイが出ています(海外で使えるようになる)。
日本のケータイだと、日本語でショートメールを送受信できるので便利ですよ。
日本の教育を維持させたい場合は?
子供たちに日本語を維持させたいのなら、日本語のドリルや参考書も必要(マレーシアで買うと割高)。
日系の塾もあるので、通わせて漢字や日本語を維持することもできます。
国際便で発送してくれる通信教育講座もあるので、日本で申し込んでおくのも手ですね。
それから、学校の行事でなにかと日本のモノが必要になってくるので、浴衣や甚平なども用意しておくといいかも。
折り紙もステキな日本の文化なので、たくさんあるとインターで喜ばれるそうです。
クルマを購入する場合の注意点
わが家の場合、交通の便がよくない場所に家を借りたので、クルマも購入。
クルマは日本より高いですが、中古車も高く売れるので新車を買いました。
注意点は、マレーシアは車検制度がないこと。
そのため、クルマが道路で止まっていたり牽引されているのをよく見かけます。
自分で定期的に整備に出し、自己管理する必要があります。
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