【KL*移住07】物価の安さやメイドサービスはママの強い味方に…おおらかな国・マレーシアでの暮らしをご案内<生活編> - 子連れ海外旅行☆旅キッズ


Published on 12.08.06

【KL*移住07】物価の安さやメイドサービスはママの強い味方に…おおらかな国・マレーシアでの暮らしをご案内<生活編>

【01導入編】生活水準も良好で英語環境も整ったマレーシアの魅力
【02準備編】移住に必要なビザやコスト、収入源の確保などについて

【03引越編】日本から持っていくべきアイテムなど引越に置ける留意点

【04住居編】外国人が暮らすエリアや家賃相場など…KL周辺の住宅事情

【05学校編】インターナショナルスクールの選び方から入学までの流れ
【06食事編】中華から日本食までウマくて安いマレーシアでの食生活

【07生活編】物価の安さやメイドサービスでより豊かな暮らしを享受

【08習慣編】赤ちゃんからバイク乗りまで…マレーシアのオモシロ習慣
【09休日編】スーパーで買物したり自宅プールでまったり…休日の過ごし方
【10展望編】先進国入りを目指し、快適に進化しているマレーシアの今後

マレーシアの魅力って…ナニ?

マレーシアは一年中温暖な気候で、英語が通じ、治安も安定。

多民族国家ならではの異文化体験もできる、過ごしやすい国です。

物価も日本の3分の1ほどなので、5つ星のホテルのランチでも2000円ほどだし、屋台の麺なら150円弱。

果物も豊富で安いので、毎日新鮮なマンゴーやパパイヤなどのトロピカル・フルーツも楽しめます。

外国人が暮らす一般的なコンドミニアムやヴィラにはプールもあり、1年中水泳を楽しむことができるのは子供にとっても最高!

朝夕が涼しいので、ウォーキングをしている人もよく見かけます。

メイドを上手に使いこなせば、ママの強い味方に

そして、 日本よりはるかに気軽にメイドサービスを利用できるのも大きな魅力。

わが家は雇っていませんが、家事を手伝ってもらえると、そのぶん子供と過ごせる時間も増えますよね。

メイドには住み込みと通いがあり、コストも形態や人種によりさまざま。

インドネシア語とマレーシア語が似ていることから、多くのローカルが雇用しているのがインドネシア人のメイド。

住み込みで、月額600リンギット(約1万3200円)~。

外国人に人気なのが、フィリピン人。

英語ができるのが人気の理由ですが、インドネシア人より高く、住み込みで月額1400リンギット(約3万5000円)~。

ほかにもカンボジア人、ローカルのマレーシア人のメイドもいます。

インドネシア人でも英語ができると高くなるため、上記の金額はあくまでも目安。

通い(パートタイム)のメイドは、私の知る限りでは1時間7~15リンギット(約175〜375円)で、外国人が住む地域では15リンギットが相場。

中流層のローカルも、週に1~2度掃除をしてもらうのが一般的なスタイル。

メイドを上手に使えると、こちらでの生活はとてもラクになります。

ただ、メイドを使うのに慣れていないとトラブルも多いようなので、ご近所さんのくちこみなどを参考に探すといいみたい。

メイドに世話をしてもらっている子供でも、親子での関係もちゃんとできていて信頼し合っているなぁと思います。

国民性はおおらか=いい加減な一面も…

マレーシアでちょっと困ったなぁと感じるところは、よくいえばおおらか、悪くいうといい加減なところ。

スーパーで長蛇の列ができても、アセる気配もなくゆっくりレジ打ちされるとイラ~ッとくることも。

電化製品も最初から壊れていることもよくあるし、家のエアコン修理に来てもらっても、完ぺきに直るまでに時間がかかります。

「あの~、やっぱりエアコン冷えないんだけど」と、根気よく何度も来てもらい、やっと直ることもしばしば。

「ドアのノブが反対についているんだけど」といっても、「へー!」というだけなんてことも。

そのほかにも、合カギを作ったけどカギが入らない、水もれをガムテープで直してあったなどいろいろあります…

時間にもルーズなところがあるので、待たされるのは当たりまえと思って、イライラしないようにしてます。

ドライバーは、なぜかせっかちな人が多い…

のんびりな一面があるかと思えば、運転は荒い。

一部のドライバーはマナーが悪く、ハイウェイをバイクが逆走するとか、ハイウェイをバック走行するなど。

ビュンビューン! と割り込みしてくるので、最初は毎日カーレース気分でドキドキでした。

でも、半年もすると慣れてしまうもの。いまは私もカットイン(笑)!

そして、マレーシアではショベルカーや自転車もハイウェイを走るので、見慣れないうちはその光景にビックリしてしまうかもしれません。

タクシー運転手のマナーは、正直気になるレベル…

ほかにも目につくのが、タクシーでのマナーの悪さ。

これは、周辺の東南アジア諸国とくらべても悪いといわれているほど。

とくに、流しのタクシーは、乗車するまえに、メーターで行ってくれるか、もしくは金額を交渉しておいたほうがいいでしょう。

8年まえに駐在で滞在していたときも同様でしたが、いまでもマナーの悪いドライバーに何度もイヤな思いをさせられています。

年々取り締まりはキビシくなっていますが、まだまだボッタクリタクシーも存在します。

夜、タクシーに乗るのも不安…

…なので、いいドライバーさんを見つけたら、名刺をもらって直接依頼するといいと思います。

トイレの床はビショビショ、紙もなし…なんてことも

そして、トイレでも困ることが多い。

以前とくらべ、ずいぶんキレイにはなりました(この写真はキレイなほうのトイレ)。

↑和式のようなカタチをしたトイレは、マレー式。

横にあるホースは、ムスリムの人たちが用を足したあと、オシリを水で流すためのもの。

そのため、トイレの床は水でビショビショですし、トイレットペーパーもないところが多い。

洋式トイレもありますが、洋式便座に靴の跡があったり、便座がないタイプも…

なんで便座がないのだろう? と不思議でしたが、ある日こんな注意書きを発見!

Do not vandalize any of the toilets accessories.

あぁ、便座を盗む人がいるのね…

いいところも悪いところも、それがマレーシア

文化の違いや習慣をあげるとキリがありませんが、どの国でも日本の常識をあてはめると不満も出てくるもの。

これも異文化ということで、マレーシアでの生活を楽しんでいます。

いい加減さに救われることもありますしね。

いっぽうで、日本の礼儀よさやていねいさは忘れたくないと思いつつ、日々過ごしています。

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