【オーストリア*07】世界最古の「シェーンブルン動物園」から動物たちが放し飼いにされた自然公園まで…メルヘンチックな動物たちに会いに行こう - 子連れ海外旅行☆旅キッズ


Published on 12.09.26

【オーストリア*07】世界最古の「シェーンブルン動物園」から動物たちが放し飼いにされた自然公園まで…メルヘンチックな動物たちに会いに行こう

世界最古の「シェーンブルン」動物園

ウィーンは子供が動物と触れ合う機会がたくさんあります。

今回は、いくつかに分けてウィーンの動物ふれあいゾーンをご紹介します。

ウィーンには現存する世界最古の動物園、「シェーンブルン Schönbrunn」動物園があります。

世界史の教科書にも載っている「シェーンブルン宮殿」の敷地内にあるこの動物園は、もともとはハプスブルク家のプライベートな動物園。

 

マリア・テレジアの時代に貴族に公開され、マリーアントワネットも通っていたとか。

↑ハプスブルク家のパビリオンは、いまではカフェとなっています。内装も豪華!

歴史のある建物をそのまま利用した風情ある内部では、最新の設備が用いられ、世界でもっとも理想的な動物園のひとつとして数えられています。

そんなシェーンブルン動物園、現地のママさんたちはみんな年間パスを持っているほど、子供たちには大人気!

動物園エリアのほかに、動物ふれあいエリア、子供の遊び場、散歩に最適な森や教育施設など、一度行くだけでは回りきれないほど盛りだくさん!

↑フラミンゴの向こうには、シェーンブルン宮殿と同じ色の動物舎が見えます。

ハプスブルク家が動物を見ながら朝食をとっていた中央のパビリオンや、動物園からちらりと見えるシェーンブルン宮殿など、歴史を感じさせるところがゼイタク。

子連れに人気の水族館

こちらは、第二次世界大戦の砲台を再利用してつくられた奇妙な外観の水族館「ハウス・デス・メーレス Haus des Meeres」。

 

オーストリア初の海水を使った水族館として知られていますが、海洋生物以外の生き物もいっぱい!

↑水族館の放し飼いゾーンは、色とりどりの美しい鳥と触れ合えます。

海の生き物のほかにも、色とりどりの鶏や小さいサルなどを放し飼いにしたエリアがあり、子連れには大人気のスポットとなっています。

↑水槽にトンネルが付いていて、ハイハイで水中体験ができます。

動物が放し飼いされた自然公園

ウィーン郊外には、動物が放し飼いになっている自然公園がいくつかあります。

なかでも一番街から近いのは、ウィーンの森の一部「コベンツル Cobenzl」にある触れ合いパーク。

 

こちらでは、ウサギ、ヤギ、羊、ブタ、孔雀などが囲いに囲まれていて、エサやりなどで触れ合うことができます。希望者にはポニー乗馬体験もあり。

↑入り口でエサ袋を購入して、ヤギや羊に直接エサをやります。

近くには、ウィーンを一望できるカフェや、中庭に座って食事ができるホイリゲ、ハイキングコースなども。

動物ふれあいパークついでに、大人も子供と一緒に日帰り旅行気分で自然を楽しめます。

ピクニックついでに鹿にエサをあげよう

また、少し郊外に足をのばせば、「エルンストブルン Ernstbrunn」自然公園もあります。

 

ここにもウサギやイノシシ、ヤギなどが放し飼いにされています。

さらに奥に行くと、鹿が放し飼いにされている柵に人間も普通に入って、エサをやったり、ピクニックしたりできるようになっています。

↑ムフロンや鹿の群れが、ピクニックゾーンを駆け回っています。

またここは、狼の研究所として有名で、赤ちゃんオオカミも見られます。

そのほかにも、ハプスブルク家の元狩猟地である「ラインツァー動物公園 Lainzer Tiergarten」もオススメ。

 

巨大な敷地内に鹿などが放し飼いにされているほか、皇后エリザベートが愛したロマンチックな狩猟の館「ヘルメスヴィラ Hermesvilla」もあります。

どの動物公園もベビーカーで移動できるようになっていて、入り口ではエサや飲み物が購入できます。

農家の動物とも触れ合おう

ウィーン郊外には、無料で動物と触れ合えるところもあります。

農家やゲストハウス併設のふれあいパークでは、ウサギ、ブタ、ヤギ、ポニーなどとゆっくり触れ合って楽しめるのでオススメ。

【関連くちこみ】美しい自然が満喫できる「農家ゲストハウス」の魅力

有料のところよりマイナーなので空いている。そして、小さいお子さんでもゆっくり触れ合えるのがステキ。

上記の「コベンツル」から30分ほどウィーンの森を散歩したところにある、「イェーガーヴィーゼ Jaegerwiese」にあるレストランに併設された動物ゾーンでは、ポニーやロバ、ウサギがたくさんいてオススメ。

↑ブタさんが仲よく日光浴。

ウィーンの森にある農家兼レストランに併設されたふれあいゾーンでも、子連れのお客さんのためにかわいい動物を飼っていました。

↑ロバも愛想よくあいさつに来ます。

農家で飼っているウサギさんが、りんごの取り合いをしてじゃれています。

こんな風に、ウィーンでは動物と手軽に触れ合えるところから、ハイキングがてら大自然に囲まれるところまで、子供たちの大好きな場所がいっぱい。

観光の合間にぜひ少し郊外まで足をのばして、子供たち中心の日程を組んでみてはいかがでしょう。

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