Published on 12.09.27
【オーストリア*08】7つの国と国境を接するオーストリアなら自由度の高い小旅行が実現…ウィーンからクルマで7時間のクロアチアのビーチリゾートへ
クロアチアのビーチリゾートへ
7つの国と国境を接する、オーストリア。
ウィーンから3時間でハンガリーの首都ブダペスト、4時間でチェコの首都プラハ、30分でスロヴァキアの首都ブラティスラバに到着します。
そんな地の利を生かし、海のないオーストリアからできるだけ近い海に行ってきました。
オーストリア人が海に行く場合、選択肢はイタリアかクロアチア。
今回は、クロアチア北部の町「プーラ Pula」に近いビーチに遊びに行ってきました。
↑クロアチアのビーチから見える、地中海風の街。
このあたりの隣国は、いまとなっては外国ですが、ハプスブルク帝国時代(1526年〜1918年)はすべてオーストリアだったところ。
プーラも、もとはオーストリアの軍港。
第二次世界大戦前夜を舞台とした「サウンド・オブ・ミュージック」に登場するトラップ大佐は、ココで軍艦に乗っていたこともあります。
クロアチアに行くには、オーストリアの南に位置するスロヴェニアをとおり、イタリアをかすめていきます。
ウィーンからプーラまでは、クルマで7時間。
途中の景勝地で休憩しながら、の〜んびり道中がオススメ。
「スロヴェニア」を散策してみる
途中通過する「スロヴェニア」は、湖と自然が有名な国。
ハプスブルク家の避暑地としても有名な「ブレッド Lake Bled」湖に立ち寄って、絵のように美しい湖畔の散策を楽しみましょう。
↑鏡のような湖のなかに浮かんだ島には、教会が建っています。
↑湖畔の岩山のうえにはお城が。背景の山も、とても美しい。
湖畔の散歩道は、ベビーカーで散歩している避暑客がたくさんいました。
ボートに乗ってみるのもキモチいいでしょうね。
自炊ができる宿での〜んびりと
ブレッド湖から、さらに国境を越えクロアチアに入ります。
今回の宿は、リゾート内のバンガロー。
子連れにはうれしいキッチン付きの部屋で、海に面したベランダまで付いています。
おまけに、部屋の目のまえから海に飛び込める好ロケーション。
↑部屋のまえの崖を下りたらこの景色。ここから海に飛び込めます。
リゾート内には、子供が遊べる公園や自炊用のスーパーマーケット、プール、レストランがあるほか、wifiも利用でき、リゾートから一歩も出なくても生活できるようになっています。
↑リゾートのプールはこんな感じ。手前には子供用の浅いプールもあり、朝から子連れでにぎわいます。
同じアドリア海でも、イタリアは砂のビーチが果てしなく広がっているイメージがありますが、クロアチアは岩と小石のビーチが多いといわれています。
↑小石のビーチもあります。驚きの透明度!
奇岩が多く、ダイバーたちにも好まれるダイブスポットも多くあります。
「プーラ」の街も散策してみたい
リゾートも堪能しつつ、ローマ時代の遺跡が残るプーラの街も散策。
↑現在は野外オペラ上演などに使われている、ローマ時代の円形競技場。
小さな街なので、1時間もあれば散策できますし、地元の子連れ親子も多く、ベビーカーでも不自由なく歩き回れます。
地元のシーフードを楽しむのもいいですね。
↑地中海風で開放的な街の広場。
クロアチアにはドイツやオーストリアからの観光客や家族連れが多く訪れるため、ドイツ語と英語はほとんどのところで通じます。
クロアチアのビーチは、オーストリアの家族連れの夏の定番旅行先。
子連れでも楽しめるプログラムが組んであったり、設備もしっかり整っています。
イタリアの港町「トリエステ」で異国情緒も満喫
クロアチアのビーチを堪能したら、帰り道は少しルートを変えてイタリアの「トリエステ Trieste」経由で帰ると、また違った雰囲気が楽しめます。
イタリアではドイツ語も英語もあまり通じないため、ここに来て外国に来たことを実感(笑)。
↑ハプスブルク家の皇帝、フランツヨーゼフの弟マキシミリアンの居城「ミラマーレ城」。
↑トリエステの運河沿いには、おしゃれなカフェやレストランが並んでいます。
せっかくなのでイタリア料理を楽しみ、ちょうど子供がクルマで寝るタイミングでトリエステを出発。
ここから5時間くらいかけてウィーンに戻ると、ちょうどいいタイミングで帰宅することができました。
こんな風に、ウィーンからちょっとクルマを走らせると気軽に外国に行くことができます。
日本からの旅行者のみなさんにも、自由度の高い旅をぜひ味わって欲しいな、と思います。
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