Published on 12.10.13
【親子留学オアフ2009*02】楽しい友達と親切な先生に囲まれた4週間…「セントアンドリュース・プライオリースクール」のサマースクール<学校編>
■子供の年齢:5才1ヵ月(年中クラス)
■留学期間:6週間(2009年6月〜8月)
■留学先: アメリカ・ハワイ州ホノルル
■留学のおもなコスト:航空代金/約27万円(大人ふたり+子供ひとり)、学費/約13万円(学校)、約2万円(サッカーキャンプ)、家賃/約22万円、その他生活費、交通費、レジャー費等/約15万円など ☆合計約80万円☆
□学校:サマースクール「セントアンドリュース・プライオリースクール St. Andrew’s Priory School」(4週間)、地元サッカークラブ協賛「アルティメット・サッカーキャンプ ULTIMATE CHALLENGE SOCCER CAMP」(1週間)
□スクールの時間帯:サマースクール/平日8時〜17時30分 (昼寝あり)、サッカーキャンプ/平日9時〜16時(昼食、休憩含む)
□授業内容:モーニングサークル、数学、英語、ゲーム、クラフト、遠足(週1回)など
【01準備編】5才の息子が6週間のサマースクール&キャンプに参加
【02学校編】楽しい友達と親切な先生に囲まれた4週間のプログラム ◀
【03キャンプ編】元気いっぱいプレーした1週間のサッカーキャンプ
【04滞在編】フルキッチンつきのコンド「イリカイ」の使い勝手
【05休日編】オアフを路線バスで巡ったり、近場でBBQを楽しんだり
【06まとめ】滞在のコツもつかめリラックスして楽しめた2年目の留学
ワイキキからクルマで15分の「セントアンドリュース」
2009年6月中旬〜8月初旬の6週間、5才の息子とホノルルの幼稚園へ親子留学をしました。
今日から4週間、「セントアンドリュース・プライオリースクール St. Andrew’s Priory School」のサマースクールに通います。
朝から「 どんな学校に連れて行かれるのかな」と、息子が私の手を握るのにぎゅ〜っと力が入りいます。
ホノルルダウンタウンにある「セントアンドリュース」は、ワイキキからバスで15分ほどのビジネス街にあります。
↑1867年に設立されたハワイでもっとも古い女子校で、サマースクールのみ共学に。キンダーから12年生(K〜G12)まで受け入れています。
「女子校だと礼儀正しそう!?」という期待と、5月にあわただしく申し込んでも快く受け入れてくれたことも、この学校を選んだ決め手になりました。
プログラムは、午前はアカデミックな勉強、午後はクラフティングなどの遊びで構成されていてなかなかよさそう。
オアフでは比較的大きな学校
こちらは、学校の正門。
↑門のまえに大きなロータリーがあり、クルマで送迎する場合はここで降ろします。
まだバスでひとりで通学できない現地の子どもは、クルマで送迎してもらうケースがほとんど。
↑中学と高校も同じ敷地内にあるので、体育館や音楽堂もあり、オアフでは規模も大きめな学校です。
息子のクラスルームの手まえには中庭がありました。
↑初日に中庭を見て、「ここでバスケできるねえ」と少しテンションが上がって来た息子。
小学生が朝食や昼食を食べる中庭。
↑息子たちの幼稚園クラスも、このカフェテリアテラスでお弁当を食べます。
スナックバーもあります。
楽しい友達と先生に囲まれた4週間
こちらが、これからお世話になる「キンダーガーテン Kindergarten」クラス。
出迎えてくれた担任の先生は、かなりの美人なお姉さん。
↑ハワイの先生たちは、日本人の子供たちにも慣れているのですぐに名前を覚えてくれますし、人当たりもよく、不思議なほど違和感がありません。
テーブルに着くと、まずは木の実でネームカードづくり。
大好きな工作からスタートしたので、すんなり私のもとを離れ、あっさりとクラスルームに溶け込みました。
部屋を見渡すと、壁一面にカラフルな模造紙が貼られていました。
↑この掲示板がこれから子供たちの作品で埋まってゆくのでしょうか。黒板代わりでもあるようです。
17時30分にお迎えに行くと、ホッとした様子で息子が走り寄ってきました。
初日から8時登園〜17時30分まで、長時間よくがんばりました。
昼間一度大泣きしたそうですが、先生にスナックを買ってもらい落ち着いたそう。
ちなみに、こちらは半月が経ったころのクラスルーム。
↑クラスルームの壁も毎日のお勉強や工作で盛りだくさんになってきました。
10人のクラスだったので、先生のケアも行き届きいい雰囲気。
みんなで仲よく遊んだり、おのおの勝手に遊んだり。
楽しいお友達や親切な先生たちに囲まれて、日々新しいことを覚えて学びます。
サマースクールのスケジュール
サマースクールでの息子の1日のスケジュールは、以下のとおり。
- 8時〜9時…朝の集会(Morning Circle)
- 9時〜10時30分…アカデミック授業(Math、English、Crafting)
- 10時30分〜11時…音楽、体操の時間(Music、Movement)
- 11時〜12時…外遊びの時間(Playground)
12時にキホンのカリキュラムが終了するので、お昼を食べずに下校する子どもたちもいます。
その後、アフタースクールへ突入。
- 12時〜14時30分…ランチ、昼寝、自由遊び(Nap、Rest、Free choice work time)
- 14時30分〜17時30分…読み聞かせの時間、お絵描き、工作、自由遊び(Story time、Drawing、Crafting、Free choice work time)
はじめての宿題は、とても効果的な内容でした
2日目からは、毎日宿題が出ました。
1日ひとつアルファベットを学び、そのアルファベットではじまる言葉でいろいろ文章をつくります。
学校ではまず、その日のアルファベットをクラフティング。
たとえば「M」だったら、「Mountain」をモチーフにした「M」をつくります。
宿題は、大文字と小文字を正しく書く練習と、プリントで「Meg and Max made muffine.」のような文章をつくる練習の3ステップ。
↑なかなか工夫されていて、記憶に残るとてもいいカリキュラムでした。
4週間でこんなにたくさんのアルファベットをつくり、文章を考えました。
↑工作が大好きな息子にとっては、この学習方法はとても合っていたよう。
ひとつのアルファベットに時間をかけてアイデアを吹き込むことで、作品たちを友達のように扱っていました。
数学の時間では、数や文字のパターンを習ったりするそう。
↑数字に関するもの(時計、カレンダー、お金など)はなんでも大好きな息子は、いつも数字のことで頭が一杯。
日本で読んでいた英語絵本に出てくるような問題も多く、親しみがある内容だったのでとても楽しそうに授業を受けていました。
コンドに戻って、ホームワーク。
↑シャワーを浴びてすっきり。
毎日思い切り学んで遊び、夜になると疲れも限界。まぶたがくっつきそうな状態でがんばりました。
大学生の先生と過ごす午後のクラス
午後は、インターンシップ生として夏休みのみ働く若い先生が多いのですが、みんな優しくて愉快で息子のことをいじってくれるので助かります。
↑先生のケータイを触らせてもらい、音楽を聞いたり冗談をいってゲラゲラ笑ったり。
アフタヌーンクラスは、まるで近所のお兄さんお姉さんと遊んでいるようなリラックスタイム。
どんなカタチであれ、楽しく英語磨きができるのであればうれしいことです。
↑赤いスクールTシャツを着ているのは、現役大学生などのインターンシップ生。
若くてエネルギッシュなので、息子も親しみやすかったようでとても仲よくしてもらっていました。
社会見学のような遠足も楽しめました
毎週金曜日は、遠足の日でした。
4週間で行ったのは、以下のような場所。
- ハワイ州立図書館 Hawaii State Library
- ホノルル動物園 Honolulu Zoo
- 消防署 Central Fire Station
- 郵便局 Post Office
昨年の遠足とくらべると、もう少し勉強の要素の入った「社会見学」のような感じ。
今回は親のボランティアはなく、私も息子や先生から事後報告を聞くのみでしたが、職場見学は見どころがたくさんあったようです。
【オマケ】学校の隣は「LOST」にも登場した聖堂
学校の隣にあるのは、「セントアンドリュース聖堂 St. Andrew’s Cathedral」。
学校が終わり、バスが来るまでの時間は、米ドラマ「LOST」のロケ地としても使われた大聖堂に少し寄り道。
↑インテリアのステンドグラスと天井装飾が、「LOST」のオックスフォード大学のシーンとして登場。
ウェディングシーンが好きな息子は、挙式があると食い入るように花嫁さんを見つめていました。
こちらは、大聖堂のわきにあるお気に入りの木。
↑枝の間にすっぽりはまって心地よさそう。放課後ここで少しくつろぐのも日課でした。
【オマケ2】公園でピクニックがてらの夕食
学校が終わったあとは、帰り道の「アラモアナ・ビーチ」で途中バスを降り夕食ピクニックをすることもしばしば。
息子もコンドミニアムで食べるよりも食欲が増すようで、夕陽を見ながらステキなお食事タイムに。
↑種類の違った樹木がビーチ沿いの公園に広がります。
サッカーキャンプに参加するために、持参したサッカーボールでも練習を兼ねてよく遊びました。
空気もおいしくて、景色も壮観。
生きている実感が湧き、また明日からがんばれそうなエネルギーに満たされます。
日本ではテレビの時間になりがちな夕暮れどきですが、ハワイではこんな過ごし方もできるのか、と私自身も幼少期に戻った気分に。
【オマケ3】文房具はウォルマートで調達
初日の連絡事項で、宿題や授業に使うノートや文房具の指定があったので「ウォルマート Walmart」で購入。
↑コンドから徒歩圏内にあったウォルマート。夜のお散歩がてら行きました。
広〜い店内では、食品から衣料、家電まで、家庭で必要なものはほとんどそろいます。
↑「セルフキャッシャー」では、息子はとてもうれしそうにひとつひとつピッピッして支払い。大満足です。
【オマケ4】想定外の感染症に注意
下の写真は、保健の先生からのお便り。
↑2009年の夏は、オアフで豚インフルエンザが大流行。ついに…セントアンドリュースでも第1号患者が出たとのこと。
ひえ〜、ここまできて1週間お休みとかしたくない。
がんばれ、息子の免疫体! と必死に祈りました。
運よく感染することもなく、皆勤賞で通学できました。
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