Published on 12.10.15
【グアムぐらし121】島での暮らしを表現する躍動的なアイランドダンスにジ〜ン…「ミクロネシア・アイランド・フェア2012」をチェック
ミクロネシアの文化が集結するイベントへ
グアムの定番の祭典のひとつ、「グアム・ミクロネシア・アイランド・フェア Guam Micronesia Island Fair」。
このお祭りは、その名のとおりグアムをはじめとするミクロネシアの島々の文化や特産物が集結するイベント。
今年で25回目を迎えますが、毎年ヒルトンホテル隣の「イパオ公園」で開催されています。
2012年は10月5日金～7日（日）までの3日間開催され、日曜の夜は歩道にまでクルマが停まっているほどの大賑わい。
イパオ公園にあるグアム政府観光局まえには、臨時のシャトルバス停車場ができます。
グアムに住んで9年目ですが、このたびはじめてこのイベントに参加してきました♪
まずは、伝統工芸品の顔ぶれをチェック
入場は無料で、ふらふら〜っとお散歩の途中に立ち寄るにはもってこい。
会場は各ブースごとに島名の書いてあるのぼりがあり、おもに伝統工芸品などを展示販売しています。
では、ブースをチェックしていきましょう。
こちらは、ココナッツの殻を用いた小さな楽器。
このネックレス、とっても有名なローカルネックレス。
持ってビックリ、とっても重たい！
↑コレは重すぎてつけていられないだろう…というのが正直なところ（笑）。
そしてさらに、お値段で2度ビックリ。
重たければ重たいほど高く、一番高いネックレスは450ドルでした！
予想以上に高い…
コレは、貝殻など自然の材料が手に入りにくくなっていることも原因のよう。
愛を確かめあうためのスティック…
「ラブ・スティック LOVE STICK」は、15ドル。
読んで字のごとく、愛の棒。
チューク島では、かつて寝室のカベに穴があり、意中の女性の寝室の穴に自作のスティックを挿して求愛したそう。
女性がオーケーだった場合、その棒を引っ張るというシステム。
女性は暗闇のなかでその棒にある細工などを見て、オーケーかどうかを決めたそう。
棒で決める…
…これで意中の人かどうか判断がついたのか。
いやぁ、昔の人が考えていることが全然わからない、でも妙に感心してしまったのでした。
水牛に乗せてもらうこともできます
ほかにも、カラバオ（水牛）に乗るコーナー（3ドル）や、手づくりのカヌーの実演コーナーも。
プチ南国体験してみる？
体験コーナーでは、カゴを草で編んだりココナッツむきなど、南国らしい体験もできます。
女性と子供でかなり混雑していましたよ～
軽食やシェイブアイスも販売していました
こういうところに来ると、ナニか食べたり飲んだりしたくなるのが人の常。
会場には、いくつかのフードテントが出店していました。
↑焼もろこしがあったのにはビックリ。でも、香ばしいおしょうゆ味ではなく焼いただけ・・・
メインは飲み物ですが、伝統的なお菓子やBBQのお店も。
一番にぎわっていたのはシェーブアイス。
↑サラサラ系のカキ氷、シェーブアイス。暑い会場で、どうしたって人気の出る食べ物です。
予想以上に感動した「アイランドダンス」
そしてメインのステージでは、12時からのダンスショーを鑑賞。
アイランドダンスはホントに原始的で、「男＝戦い、女＝癒し」がダイレクトに伝わってきました。
踊っているのは、全員日本でアイランドダンスを習っているダンサー。
お揃いの「ミスティーシャ」という衣装を着て、すごく楽しそうに踊っていたのが印象的。
ちなみにバックミュージックはすべて生演奏。
ダンスの指揮をとっていたこちらの男性は、グアムでは有名なアイランドダンスのプロフェッサーだそう。
男性のダンスは、カヌーをこいだり、戦いがあったりとかなり激しい。
女性のダンスとは正反対な感じでしたが、目を離せない力強さを感じる男らしいダンス。
↑小さな島だからこその過酷な生活が感じられて、予想以上の感動が。
バックミュージックや歌もすごく力強くて、島の人たちのたくましさを感じました。
↑各島出身の人たちもたくさん観に来るそうです。
各ブースはすぐに見終わってしまうかも。
でも、このフェスタでは、体験コーナーやステージをぜひ楽しんでもらいたい♪
10月のこの時期にグアムに来る予定があれば、ミクロネシア文化に触れてみてくださいね。
グアムはもうすぐハロウィーン。
来週から2週連続で「ハロウィーン2012」をご紹介いたしますので、お楽しみに♪
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