Published on 12.10.27
【旅*流儀191】アメリカ永住を希望している人は見逃せないチャンス…毎年秋の1ヵ月間のみ募集している「移民多様化ビザ抽選プログラム」
アメリカに移住するためには…?
「アメリカで暮らしたい…!」と思っている人も多いのでは?
「アメリカというよりハワイで暮らしたい」という人も含めると、その数はもっと増えますよね。
パートナーが転勤や留学でアメリカにいく場合は年単位で同行するファミリーもいると思いますが、移住したい場合はどうすればいい…?
アメリカでビザなしで滞在できるのは、観光か商用で90日以内。
アメリカに長期滞在する場合は、ビザが必要になります。
留学生には「留学ビザ」、労働者(転勤も)には「就労ビザ」が発行されますが、これらは一時的な滞在を許可する非移民ビザ。
永住には使えません。
「グリーンカード」を取得するための方法
永住を希望する場合は、移民ビザ(通称グリーンカード)「Alien Registration Card」を発行してもらう必要があります。
ただし「グリーンカード」は、あくまでもビザ。アメリカ国籍が欲しい場合は、グリーンカード取得後5年経ていれば、アメリカ市民権の申請が可能に。
市民権を得た場合は、日本国籍を捨てることになります。
取得方法は以下のとおり。
- アメリカ国籍の人と結婚し配偶者になる
- アメリカ企業で働きスポンサーになってもらうか
- アメリカ国務省が行っている年に一度のグリーンカードの抽選に応募して当選する
3は、「Diversity Immigrant Visa Program」(移民多様化ビザ抽選プログラム)といい、 毎年秋の時期1ヵ月だけ申請できます。
米国務省「Diversity Visa (DV) Program」について▶
この通称「DVプログラム」は、2012年は「DV-2014」に募集があり、2012年10月2日正午(東部夏時間)から11月3日正午までが申請期間。
発表は、2013年5月1日。
申請できる条件は、プログラムの対象国であること。
この条件をクリアし、さらに高卒以上が応募要件となっています。
日本語での説明もあり、申請は無料
このビザは移民の出身国が偏らないよう多様化を目的としたもので、比較的移民の少ない国を中心にここ数年は年間5万人にグリーンカードを発行しているそう。
今回は、移民の多い19ヵ国が対象外となっており、メキシコ、中国(香港と台湾はオーケー)、韓国などが含まれています。
抽選は、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、北米、南米、オーストラリアの6つの地域にわけ、それぞれの地域からコンピューターで選出。
英語がちょっと自信ないという場合、日本語に訳されたPDFも用意されているので安心。申請は無料です。
移民多様化ビザ2014抽選プログラム応募要綱(日本語版、PDF)▶
申請も当選結果を知る手段も、すべてウェブ経由のみとなります。
ひとり1口応募できるので、夫婦で応募すると確率は2倍に。
当選した場合は、配偶者と21才未満の未婚の子供もグリーンカードが取得できるので、ホンキで考えている家族は夫婦で応募すべきですね。
提出する写真の規定が、ちょっと細かい…
この申請でめんどうなのが、デジタル写真の提出。
エントリ—の際には、本人はもちろん、配偶者と子供も含めた写真の提出が必要となります。
応募要項にも写真に関する規定をかなり詳細に説明していますが、人物は淡く明る背景の中央に真正面で写っていること。
頭の高さや顔の大きさが写真全体の50~69パーセントを占め、目の高さは写真の56~69パーセントの間であること。
さらに、カラー濃度24ビッドのカラー写真などなど…
この規定に外れた写真だと審査から落とされてしまいますが、、送信まえに有効な写真かどうかを確認できるとのことなので少し安心ですね。
当選後の流れも押さえておこう
2013年5月1日以降は、各々が「確認番号」を用いてウェブ上で確認(メールや郵送などでの通知はないので要注意)。
幸運にも当選していたら、つぎのステップへ。
移民ビザが発給されるのは、2013年10月1日〜2014年9月30日まで。
この期間中に、移民ビザ申請のための必要書類をアメリカ大使館か領事館に提出し、面接を受けます。
ビザは5万人に発行される予定となっており、5万人に達した段階で終了に。
ビザを取得できない人や申請手続きを行わない人数も見込んで多めに当選者を出しているので、当選した場合はすぐに手続きしたいですね。
前回のプログラムで、当選した日本人が298人。
当選者が多かったのは、アフリカではガーナが6002人、ナイジェリアが6000人、エチオピアが5200人。
アジアではバングラディシュが5999人と、国の事情も考慮されているようです。
万一当選したら、人生が変わるかも。
アメリカ(ハワイ)で暮らすことも、決して夢ではないのかもしれませんね。
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