Published on 12.10.12
【旅*流儀189】10月29日に「成田-台北-シンガポール」線のデイリー便が就航…シンガポール航空子会社のLCC「スクート」の値段やサービスをチェック
シンガポール航空系列の、新顔LCC「スクート」
LCC元年となった、2012年。
この10月29日には、「シンガポール航空」の子会社「スクート Scoot」が成田に就航します。
シンガポール航空といえば、その高品質なサービスは世界的にも有名。
日本に飛んでいる大型機「エアバス380」は、ファーストクラスを上回るスイートがあることでも知られています。
そのシンガポール航空の子会社LCCとなるので、値段やサービスも気になるところですね!
直行便ではなくて、台北経由便
じつは、スクートが営業を開始したのは2012年6月。
シドニー線/ゴールドコースト線を皮切りに、7月にバンコク、8月に天津、9月に台北線を就航。
矢継ぎ早に日本に就航するのは、目論見があってのことのよう。
路線は、当然シンガポールと成田を結ぶのかと思いきや、「成田-台北-シンガポール」の経由便。
シンガポールの直行便は、行きは7時間30分~50分、帰りは6時間35分~50分とハワイとじつはあまり変わりません。
それが台北経由となれば、さらに時間がかかりますよね(所要時間9時間20分)。
スクートとしては、まずは成田-台北間の需要を取り込みたいという集客目標があるようです。
運航スケジュールは、ちょっとビミョーかも…
成田-シンガポール便はデイリー運航で、機材は「ボーイング777-200」。
エコノミー370席、ビジネスクラスに相当する「スクートビズ ScootBiz」32席。
運航スケジュールは、以下のとおり。
- 成田発11時50分-台北着14時35分
- 台北発15時45分-シンガポール着20時10分
- シンガポール発0時55分-台北着5時40分
- 台北発6時50分-成田着10時40分
成田-台北間は、朝はそれほど早くないし、到着後も夕方から行動できますよね。
ただ、経由してシンガポールに行くとなると、到着は夜。
ホテルに着くのは早くても21時過ぎで、遅めのディナーになります。
帰国便は、シンガポール発深夜便。
深夜の直行便はよくありますが、通常日本まではぐっすり寝て、気づけば到着というパターン。
スクートの場合だと、台北に経由した際に起きてしまうかもしれません。
運賃以外にも、荷物や座席指定など追加料金が必要に
肝心の料金は、10月8日までやっていたプロモーション期間は、台北まで片道9540円、シンガポールまで1万4540円(税込)。
スクートビスなら、台北まで1万9540円、シンガポールまで2万2780円。
ただし、就航プロモーションはすでに売り切れ。
現在予約可能な料金は、たとえば11月の土曜発などで検索すると往復5万円近く。
しかも、荷物は7キロまでという制限もあり、追加料金で過重荷物の予約が必要で、毛布やまくら、アイマスクも必要ならさらに片道1080円の追加。
食事は、1食960円。
エコノミーを座席指定すると、足が伸ばせる最前列は片道プラス5950円、少し広い席はプラス1800円、スタンダードは420円。
なんだかんだと料金が加算されていきます。
スクートビズでも、受託荷物は20キロまで1個。
コレは、通常のエアラインのエコノミークラスの範囲以下。
機内持ち込みは、15キロ以下で2個までオーケーです。
機内食も別途購入できます
食事は、スクートビズでもやはり購入することになります。
シンガポール航空の子会社なら、機内食に期待してしまうので、味見してもいいかも?
↑HPでメニューが見られますが、ラザニアあたりはハズレがなさそう。
↑こちらはチキンシチュー。
↑スナックやカップラーメンもあります。
ちなみに、スクートのカウンタ—は成田空港は第2ターミナル。
地下2階に「ファミリーマート」があるので、子供の口に合うお菓子やおにぎりなど購入しておくのもいいかも。
キャンペーン情報など、こまめにチェックするべき
値段や使い勝手を総合すると、今後に期待したいなぁというところ。
都心からだと羽田のほうが便利だし、もしかしたら直行便の格安航空券を購入したほうがいいかも…?
ただ、「エアアジア」のようにかならずキャンペーンをすると思うので、こまめにHPをチェックするべき。
成田空港では、9月に第2ターミナルビル南側にLCC向け国内線施設がオープン。
2014年には本格的なLCCターミナルも完成予定など、さらに活気づいてきそう。
LCCに負けないよう、既存のエアラインもサービス向上に期待したいですよね♪
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