Published on 12.11.05
【旅*流儀192】使用料を抑制したぶん運賃割引に反映する「ピーチ」…2012年10月に「関西国際空港」第2ターミナルがオープン
関空にオープンした、LCC専用ターミナル
2012年10月28日に、関西国際空港「第2ターミナル」がオープンしました。
↑「ターミナル2」オープンにともない、関空のウェブサイトには専用ページも開設。
関西空港といえば、ここ数年LCCが相次いで就航しています。
豪「ジェットスター」にマレーシアの「エアアジアX」。韓国LCCでは、「イースター航空」と「エアプサン」、「チェジュ航空」。中国の「深セン航空」と「山東航空」、そしてフィリピンの「セブパシフィック」。
そして、2012年3月には関空をハブ空港とする「ピーチ」がソウル線を就航しました。
【関連くちこみ】2012年3月に関空を基点に「ピーチ」が就航
ピーチは、国内線は新千歳、福岡、長崎、鹿児島、那覇。国際線はソウル、香港、台北に飛んでいます。
第2ターミナルは、じつは「ピーチ」専用ターミナル
じつはこの新しいターミナル、現状では「ピーチ」専用のターミナル。
ほかのLCCのために、第3ターミナルの準備も予定しているそう。
これまでの登場するまでの流れは、複合施設「エアロプラザ」2階でチェックインし、手荷物や保安検査後、1階からバスで飛行機まで移動していました。
第2ターミナルがオープンしたことにより、以下のような流れに。
第2ターミナルに行くには、エアロプラザ1階から無料の連絡バス(所要時間7~9分)で移動(リムジンバスも第2ターミナルまで行きます)。
マイカーの場合は、第2ターミナル前の駐車場(P5)を利用します。
国内線は出発30分まえまで、国際線は50分まえまでにチェックインが必要となり、それ以降は搭乗できません。
手続き後は、ターミナルから徒歩移動で飛行機へ(雨の場合は濡れてしまうことも…)。
LCCゆえに、ターミナルは必要最低限の設備
こちらのターミナル、LCC専用ということで、かな〜りコストも抑えて簡素化されています。
平屋建てで天井もむき出し、通路に冷暖房はなく、必要以上の設備はないそう。
モデルとなったのは、シンガポールのチャンギ空港やマレーシアのクアラルンプール空港のLCCターミナル。
↑「チャンギ空港」のLCC専用「バジェットターミナル」。LCCの便数増加により新たに「ターミナル4」が建設されることとなり、2012年9月に閉鎖された。
↑クアラルンプールのLCCターミナル。こちらも天井の梁がみえるなど、簡素なつくり。
コストを抑えた建設費は37憶円。ターミナル全体でみると、85億円かかったそうで、これでも第1ターミナルの18分の1なんだそう。
一般エリアにあるのは、セブン-イレブン、書籍や雑貨屋、レストランは銀座ライオンとプロント。
国際線ゲートエリアには免税店はあるようですが、高級ブランドの独立ショップはありません。
「ピーチ」なら、ソウルと台北に気軽にアクセス可能
では、あらためて「ピーチ」国際便をおさらい。
人気の「ソウル」便は1日3便あり、朝昼夜便があるので便利。
朝の便なら、7時35分発-ソウル着9時35分なので、ランチまでには街に繰り出せます。
帰国便の最終便は21時20分発-関空着23時なので、最終日もフルに遊べますよね。これなら1泊2日でも行けそうです。
「台北」線も2便あり、ソウルのように朝発夜着は現地での滞在時間が長い。
「香港」は1便のみで、行きが21時発-翌0時35分着。
街中のホテルのチェックインは早くても午前2時以降になるのでちょっとキツイかも。
帰りは、現地1時15分発-関空着5時45分。
現地でフルに遊べますが、出発が深夜になり到着も早朝と子どもが一緒ではキビシイ。
料金の安さを最大限活用して、家族みんなで楽しい旅行を計画してくださいね。
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