Published on 12.11.02
【カオラック09】タイ最大の津波被災地・カオラックで見つけたタイと日本の結びつき…キュートな織物「SAORI」はおみやげにオススメ☆
今回の子連れ海外旅行★DATA
- 旅先…タイ・カオラック
- 旅行時期…2012年8月
- 旅行期間…7泊8日
- いっしょに行った人…7才と9才の息子
- 旅行スタイル…個人手配。ペナン島からLCC「エアアジア」でバンコク経由プーケット空港へ移動。空港からは「カオラック・ラグーナ・リゾート」の送迎車にてリゾートへ。
【01概要編】広大なリゾート内ではタイ料理教室も開催…敷地内をお散歩
【02シャレー編】もっとも小さなホテル棟の客室でもゆったり51平米
【03ヴィラ編】敷地内に点在する独立タイプのヴィラの魅力と選び方
【04プール編】1日中まったり過ごしてリゾート気分を満喫したいプール
【05朝食編】家庭的な味つけの絶品スープや新鮮なフルーツがお楽しみ
【06ランチ編】おつまみ系からガッツリ系まで昼のメニューをチェック
【07ディナー編】夜空に放つ熱気球「コームローイ」体験もできるかも…
【08おみやげ編】カオラックみやげに最適なキュートな織物「SAORI」 ◀
【09キッズ編】シッターサービスや日本人スタッフがファミリーをサポート
カオラックのオススメみやげ
2012年の夏旅で、7才と9才の息子と訪れたタイの「カオラック Khaolak」。
1週間滞在したのは、「カオラック・ラグーナ・リゾート Khaolak Laguna Resort」。
カオラック・ラグーナでは、写真のようなおみやげを購入しました。
いずれも手織りの布からつくられているんですが、張りのある生地は色合いもキュート☆
↑クマのぬいぐるみは姪っ子へのおみやげに。
たとえば、クマのぬいぐるみ(上の写真)は、座高が20センチくらいのサイズで300バーツ(約800円)。
とってもカワイイしお買い得だし…ということで、トランクの空きスペースに入るだけ買って帰国したのでした。
↑肩掛けバッグは、小さな子供が3人いるママ友へ。
「SAORI」が教えてくれたタイとの結びつき
ところで、日本発の織物「さをり織り」をご存知ですか?
今回購入したおみやげは、すべてカオラックに暮らすタイ人女性の手による「さをり織り」(SAORI)の作品なんです。
さをり織りは、2013年に100才をむかえるおばあちゃん「城みさを」さんが、1969年に考案した手織りもの。
織り手の自由な感性を引き出し、心を無にして織ることによって世界でひとつだけの作品が誕生する…
…こんなユニークなコンセプトの「SAORI」は、海外でも共感を呼んでいるそう。
そんな「SAORI」に、なぜカオラックで出会うことになったのか。
↑商品のタグにあるのは「saori for TSUNAMI THAILAND」の文字。
タグにある「TSUNAMI」とは、2004年12月26日に発生した「スマトラ島沖地震」による津波のこと。
当時、日本ではプーケットの津波被害について繰り返し報道されていましたが、プーケットのみならず、アンダマン海に面するタイ南部6県で甚大な被害を受け、外国人観光客を含め5000名以上の命が失われました。
カオラックには最大10メートルの津波が押し寄せ、ほとんどのリゾート施設が壊滅的な打撃を受け、タイにおける最大の被災地となったのだそう。
「SAORI」はカオラックを代表するクラフトに
SAORIが一般的な「織り」と大きく異なるのは、被災者や障害者などを対象に、心のキズを癒したり経済的な不安を軽減するための支援活動を行っている点。
「さをりひろば」というNPO法人は、「タイ・ツナミプロジェクト2007」において、カオラックに30台の織機を送りました。
その後、日本政府などの支援も得てカオラックに工房「SAORI織りセンター」もオープン。
経済的な自立を目的にスタートした「SAORI」が、いまやカオラックを代表するクラフト製品として認知されるまでに成長しています。
↑カンチャナブリの日本人住職「アーチャン光男ガヴェサコー」師も、SAORIでの支援活動に大きく貢献しているひとり。
2011年の大震災では東北の支援活動も行っているので、興味のある人は「NPOさをりひろば」のホームページを見てくださいね。
売店では「織り体験」もできます♪
「カオラック・ラグーナ・リゾート」も、津波による大きな被害を受けたリゾートのひとつ。
創業は1997年とカオラックでも老舗のリゾートですが、2004年の津波でいったんクローズ。
懸命な復旧作業の末、2007年にリゾートを再開したという経緯があります。
そんなカオラック・ラグーナが力を入れているのが、社会貢献活動。
「SAORI」支援もそのうちのひとつで、リゾート内には「SAORI」専用の売店も設けられています。
売店は、こんな感じのオープンスペース。
↑SAORI織りセンターのおばちゃんが、店番をしています。
柱には、カラフルなSAORI織り製品の数々が。
↑冷房対策にピッタリのショールも。
バッグも、お買い物バッグから小ぶりのボストンタイプまでいろいろ。
下の写真の左手のバッグは、ノートPC用のバッグで保護の保護クッションも内蔵。もうちょっとシックな色合いだったら欲しい。
小ぶりなバッグもポップでかわいい。
いろいろなカラーのクマさんたちも。
コンパクトなおみやげとしてオススメなのが、下のコースターセット250バーツ(約650円)。
トイレットペーパーケースも250バーツ。圧縮してしまえばコンパクトになりますよ。
↑実用性重視の人へのおみやげに。
売店の軒先では、織りの体験もできます。
↑最初に織り方を教えてもらったら、好きなカラーの糸を選んでスカーフを織ります。
織り体験は250バーツ。こちらも津波被害支援の資金として使われます。
リゾート地として訪れたカオラックで知ることとなった、復興支援とその後。
カオラックでたくさんの笑顔で暮らす人々に出会うことができたことは、日本人としても大きな励みとなりました。
そして、被災地支援がどれだけ大きな光をもたらすかも、実感できた滞在となりました。
カオラック・ラグーナ・リゾート
住所:26/8 Moo7 Petchkasem RD. Khuk Khak Takuapa, Phang-Nga, Thailand, 82190
電話:+6 676 427 888
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