【マレーシア】広々とした住居と割安な家賃が魅力の「イポー」


Published on 13.02.22

【マレーシア移住*04】集合住宅は少なくセキュリティはビミョーだけど、広々とした住居と割安な家賃が魅力の「イポー」<住居編>

広々としたイポーの住宅事情

わが家が暮らす、マレーシア第3の都市「イポー Ipoh」はとにかく空が広い。


↑イポーの風景。

 

首都のクアラルンプール(KL)や、第2の都市ペナンといった都市とくらべ、高層の建物が少ないから。

土地があまっていて安い、核家族が少ないといった理由から、ローカルの人たちは集合住宅をあまり好みません。

住宅には、以下のようなタイプがあります。

  • リンクハウス…3軒以上の家がつながっている
  • セミディタッチ…2軒の家がつながっている
  • バンガロー…一戸建て

家賃は住居タイプのほか、キュリティの有無によって違ってきます。

入り口ゲートがあって常時セキュリティがいる住宅地だと、家賃は月額1300リンギット(約3万9000円)から。

セキュリティがないタイプだと、月額400~1000リンギット(約1万2000円〜約3万円)。

セキュリティー付きコンドミニアム(集合住宅)は、月額1300~2000リンギット(約3万9000円〜6万円)前後といったところ。

KLとくらべて500~1000リンギット安いイメージ。ただし、コンドは物件が少ないため、選択肢はかなり少ないですが…

セキュリティー最優先の場合は、入り口ゲートがある住居になります。

ただですね、イポーの場合、塀がカンタンに乗り越えられそうな物件ばっかりなんですよ、コレが…(汗)。

それでも、泥棒がクルマのまま入れないので、大きな物が運び出されにくい点は安心。

また、警備員が身分確認もせずにゲートを開けてしまうケースもあるので、事前にチェック体制を確認しましょう。

住宅選びのポイント

わが家が最終的に決めたのは、ひと月800リンギット(約2万4000円)の2階建てテラスハウス。

「テラスハウス」とは、華人やマレー、イギリスの建築デザインスタイルが混ざっているリンクハウス。


↑典型的な「リンクハウス」。うちもこんなような感じの家に住んでいます。

わが家は、学校からクルマで約15分の閑静な住宅地。中流以上の華人が多く住む、比較的治安のいいエリアです。

クルマで5分圏内に飲食店が多く、7分以内で「ジャスコ」や大きな病院にも行ける利便性が気に入っています。

セキュリティーの塀がない家だったので最初は気になりましたが、両側の家に守られ意外と心強く、のんびりと暮らしています(笑)。

リンクハウスを選ぶ際は、角の家よりも真んなかくらいの家のほうが、住民どうし目が行き届きやすくオススメ。

また、大きな木などで死角がある家は避けたほうがいいでしょう。

いっぽう、バンガローは四方が空いているので、防犯対策はかなり厳重にする必要があります。

なにはともあれ、どのタイプの家に住んでいても日本と同じ感覚ではいられません。

イポーでの生活はゆったりしていて、ついリラックスしてしまうのですが、ある程度周りに目を光らせている必要があります。

家具や家電について

借りた家にはほとんど家具がない状態だったので、60万円の予算を決めて家具や電化製品を自腹で買うことに。

家具つきの場合、家賃もそのぶん高く、気に入らない家具でも使わないといけません。撤去してほしいとお願いしてもイヤがるオーナーもいます。

自分で買うと最初の出費は大きいですが、わが家の場合は3年で元がとれる計算。これは滞在期間によって、判断がわかれるところですよね。

また、ほとんどのマレーシア人はエアコン大好きですが、周囲の日本人は自宅でシーリングファン(天井についているファン)のみで過ごしている人も少なくありません。

9月~12月ごろの雨が多い時期だと、朝晩が肌寒いほど。

賃貸する家に、もしファンがついていない部屋があったら、入居前にオーナー負担でつけてもらったほうがいいと思います。

土地が安いイポーの家は、全体的に広々しているので掃除がタイヘン!

いまの住居にはリビング、ダイニングキッチンのほかベッドルームが4つあり、そのうちひと部屋はメイド用の部屋。

わが家にメイドはいませんが、周りでは雇っている人は多いです。防犯面などトラブルが心配なママは、週1~2回パートタイムで掃除だけ頼むことも可能。

メイドの相場は、1日8時間で80リンギット(約2400円)前後、4時間で40リンギット前後(約1200円)です。

一時滞在はリゾートで

イポー中心部から高速で15分ほど離れた郊外にある、「メルバレー・ゴルフ・リゾート Meru Valley Golf Resort」。

 

日本人のロングステイヤーや駐在家族をはじめ、西欧人も多く住んでいる高級住宅地とゴルフ場が併設されています。


↑メルバレー内コンドのプール。

私たちも、はじめの1ヵ月だけ臨時で滞在しました。

入り口ゲートを抜けると、高層コンドミニアム、低層アパートメント、タウンハウスといった住居が点在。


↑メルバレー内低層アパートメント。

緑が多く敷地内にプールや公園があるので、子供たちを遊ばせながらリゾート気分でゆったり過ごすこともできますよ。

マレーシアはゴルフが格安にできることで有名。イポーに数ヵ所ある打ちっぱなしは、100発10リンギット(約300円)程度。

メルバレーでは、会員権がなくてもビジターとして約220リンギット(約6600円、キャディー代込み)でプレイできるそう。

ちなみに、入居プランの条件によって、徒歩のラウンド、ゴルフクラブにあるテニスコート、ジムなどの付帯施設が無料で利用可能。

ゴルフをはじめたいママは、マレーシア滞在が絶好のチャンスかもしれませんネ!

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