Published on 13.02.07
【メキシコ*08】コンチャ(貝殻)や、ワラチェ(ぞうり)というユニークな名前のパンも…メキシコで大人気の菓子パンに注目
メキシコで注目の食べ物は?
今回は、メキシコに来たらぜひ食べてほしい食べ物をご案内。
まずはフルーツ。
メキシコは温暖な気候に恵まれて、トロピカルフルーツも豊富。日本では高価な果物も、旬の時期には道端で山盛りに積まれて売られています。
生の果物は日本へ持って帰れないので、メキシコで思う存分食べて帰りましょう。
あ、でも食べすぎでお腹を壊すことのないよう、気をつけてくださいね。
マンゴーにパパイヤ、ドラゴンフルーツ、グアバ、メロン、オレンジ、グレープフルーツ、パイナップル…
まだまだほかにも、日本では見かけないような果物もたくさん。
なかには、サボテンになる「ツナ TUNA」というフルーツもあるんです。
↑メキシコでは、果物はまるごとかぶりついて食べます。
旬のマンゴが、1キロ(中サイズ4個くらい)7ペソ(約51円)。1個約10円で食べられるのは、果物好きにはたまならない魅力ですね。
果物は、キホン的には量り売りでキロ単位での販売なので、多すぎるようならカットフルーツもオススメ。
夜に食べるのが「パン」
そして、メキシコではパンにも注目してほしい。
メキシコでは、食事の時間が10時ごろと15時ごろの1日2回がキホン。日本のおやつの時間がメキシコの食事の時間ということですね。
夕方に2回目の食事をしたあとは、夜に温かい飲み物とパンを食べるのが一般的。
パンは日本では朝に食べるイメージですが、メキシコでは夜寝るまえに食べるもの。
個人経営の小さなパン屋さんは各地域にあり、夕方になると住宅地で自転車やバイクで売り歩きます。
なので、メキシコのパン屋さんは早起きする必要はありません。
どこのスーパーマーケットでも、パン売り場は広く取ってあります。
メキシコのパンは砂糖がまぶしてある甘いものが中心で、日本のメロンパンに似たコンチャ(貝殻)や、ワラチェ(ぞうり)なんていうおもしろいネーミングも。選ぶのが楽しくなります。
イベント限定のパン
メキシコのパンにはイベント限定ものがあるので、その時期にメキシコを訪れることがあれば、ぜひ食べてほしい。
まずは、1月6日の「東方三賢者の日」(Dia de Reyes)というキリスト教の祝日。
キリストの誕生を聞きつけて、東方から3人の賢者が贈り物を持って、産まれたばかりのイエス・キリストの元を訪れた日とされています。
この日に食べる「ロスカ・デ・レジェス Rosca de Reyes」は、楕円のドーナツ型。
果物の砂糖漬けなどがカラフルに飾られ、小さいものでも横の長さが30センチくらい。大きなものではその倍以上の楕円形のパンを、家族や友人と切りわけて食べます。
このパンが楽しいのは、なかにキリストの赤ちゃんの人形が入っていること。
自分のパンに人形が入ってい場合はアタリ。
↑パンをちぎったら、人形の足が見えました。
あたった人は、次のキリスト教の祭日2月2日に「タマレス」というメキシコ版ちまきをみんなにふるまうというルールで盛り上がります。
死者の日にもパンを食べる
もうひとつは、11月1日、2日のメキシコのお盆にあたる「 死者の日」(Día de los Muertos)のパン。
その名も、「pan de muerto」(死者のパン)。
こんもりと丸いパンに、小さなボール状のパンがのっています。
↑茶色いのが死者の日のパン。
このトッピング、じつは骨をかたどったもの。シナモンとオレンジの風味で、日本人の口にも合うとってもおいしいパン。
お供えをする祭壇には、この死者のパンや砂糖菓子やチョコレートでできた骸骨を飾ったり、亡くなった人が好きだった食事や飲み物、お花を供えます。
メキシコでも、日本のお盆と同じく、亡くなった方がこの日に現世に帰ってくると考えられています。
ですが、迎え方はメキシコらしく明るく陽気なもの。供えるお花は鮮やかなオレンジ色のマリーゴールド。
ある地方ではガイコツ人形が楽しく踊ってしまうくらいの行事で、日本人の死に対するとらえ方の違いを感じさせられます。
クリスマスに食べるもの
そして、クリスマスの時期に食べるのが「ブニュエロ bunuelos」。
こちらは、パンと呼べるかどうかはわかりませんが、生地は小麦粉を水や卵で溶いたものです。
丸く薄ーく伸ばした生地を油で揚げて砂糖を軽くまぶしたお煎餅のようなもので、パリパリした食感がたまりません。
↑娘の幼稚園のクリスマス会でもブニュエロが配られました。
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