Published on 13.03.21
【てくてく*シンガポール31】イルカやアシカに会えるエコツアーに参加し、市内の見どころもチェック…パースの楽しみ方<後編>
今回の子連れ海外旅行★DATA
- 旅先… オーストラリア・パース
- 旅行時期…2013年2月
- 旅行期間… 4泊5日
- いっしょに行った人…2才7ヵ月の息子 夫
- 旅行スタイル… シンガポールから「シンガポール航空」直行便で5時間15分。パース市内の「ダクストン・ホテル Duxton Hotel」に滞在。事前にインターネットで現地発着オプショナルツアーを3件予約。あとは自由行動。
イルカを見るツアーに参加
広大な西オーストラリアの「パース Perth」へ、4泊5日で出かけてきました。
【関連くちこみ】地元産ワインとシーフードを楽しむ<パース前編>
後編となる今回は、3日目に参加した「イルカ見学ツアー」とパース市内をご案内。
まずは、イルカのツアーから。
イルカを見るために、パースからおよそ50キロメートルの南にある、インド洋岸の町「ロッキンハム Rockingham」へ。
この付近には、200頭を超えるバンドウイルカの群れがすみついているそうで、野生のイルカと一緒に泳げるアトラクションが人気。
パース市内からロッキンハムまでは、電車で約45分。さらにバスに乗り、フェリー乗り場がある「ペンギン・ロード」というバス停まで、およそ30分で到着。
バスの本数が限られているので、集合時刻(10時15分)の2時間くらいまえに、パースのホテルを出発しました。
人懐っこいイルカと対面!
申し込んだのは、「ロッキンハム・ワイルド・エンカウンターズ Rockingham Wild Encounters」という会社が主催するツアー。
「ドルフィン・ウォッチ・アドベンチャークルーズ Dolphin Watch Adventure Cruise」という、船から野生のイルカを見るツアー(大人/85豪ドル、3才~12才/50豪ドル)。
ちなみに、イルカと一緒に泳ぐツアーは、海での泳ぎに自信があれば6才くらいから参加可能ですが、参加するかは親の判断に任されています。
それでは、さっそく船へと乗り込みましょう。
おっと、そのまえにランチを調達しておきます。
↑ペンギン島行きのフェリー乗り場には小さなカフェと売店が。ここでランチを調達してから海へ。
乗船し、イルカとアシカの見学に出発です。
船はけっこうなスピードを出しながら、「ショールウォーター・ベイ Shoalwater Bay」という入江をクルーズ。
船の上からイルカを探し、群れを見つけたら近づいていきます。
↑イルカの群れに出逢える確率は、99パーセント!
ひとなつっこいイルカたちはジャンプをしたり、すぐ近くまで遊びに来たりしてくれます。
さらにオーストラリア・アシカが棲んでいる「シール島 Seal Island」の近くまで行き、野生のアシカを探します。
↑この島は保護下にあるので上陸は禁止。
ペンギンにも会えました
たっぷりと海上をクルーズしたあと、別の渡し船に乗り換えて「ペンギン島 Penguin Island」へ。
島内にはカモメやペリカンなど、とにかく野鳥があふれかえっています。
↑遊歩道で島を一周することができるのですが、本当にものすごい数の鳥が飛び交っていて、そこらじゅう鳥のフンだらけ…!!!
ここには3月末から1月中旬にかけてリトルペンギンが営巣するそう。
でも、日中は海に魚をとりに行っているので、野生のペンギンを見かけるのはムズカシイとのこと。
島内にあるディスカバリーセンターでは、親を失ったペンギンを10匹ほど飼育していて、1日3回のエサやりの時間に訪れると、飼育員の説明を聞きながら見学することができます。
↑ディスカバリーセンターで飼育されているリトルペンギン
ペンギンなどを見てから、好きな時刻のフェリーで各自ロッキンハムに戻ります。
広場にテーブルとイスがあるので、ピクニックを楽しんだり、ビーチで泳いだりもできますが、島には簡易トイレがあるだけで、更衣室やシャワー、売店などはありません…
やることもないので、一番早い14時30分の渡し船でロッキンハムに戻りました。
それでも、パース市内に引き返すともう夕方。1日がかりの遠出となりました。
イルカとアシカを見られて喜んでいたけれど、2才児にはちょっぴりハードだったかも(翌朝熱を出しました…!)。
パース市内のみどころは?
パース市内に戻り、おもなスポットにも行ってみました。
市内中心部の「マレー・ストリート Murray St.」と「ヘイ・ストリート Hay St.」にはショッピングセンター、カフェ、みやげ店、両替所などが並びます。
ヘイ・ストリートにある「エネックス100 enex100」というショッピングセンターの地下に、豪最大のスーパーマーケットチェーン「ウールワース Woolworth」があり、食料品や子供の日用品を買うのに便利。
ただし、土日は夕方5時で閉まってしまうので要注意(平日は朝8時〜夜9時)。
ヘイ・ストリートから一本入った小道「ロンドン・コート London Court」は、中世ヨーロッパのような街並みで、ここだけ別世界。
↑オーストラリアらしいおみやげや、UGGのブーツを扱うお店、カワイイコーヒーショップなどが並びます。
博物館も見どころいっぱい
天候がいまひとつのときはミュージアムへ。
「西オーストラリア博物館 Western Australia Museum」は、パース駅の裏側にあり、隣には近現代アート中心の「西オーストラリア美術館 Art gallery of Western Australia」もあります。
↑「西オーストラリア博物館」開館時間は9時30分~17時、入場無料(特別展を除く)。
宇宙の成り立ちや恐竜時代、オーストラリアの古代生物などを紹介するコーナーからはじまり、大小さまざまな動植物の標本や、先住民族アボリジニの暮らしなど、幅広い分野を網羅した展示は、これぞまさに博物館。
↑引き出しタイプの展示は子供にぴったり。大人はギョッと飛びのいてしまうようなモノ(小動物の剥製とか)も入っている…
動物園も楽しい
シティからスワン川を挟んだ対岸にある「パース動物園 Perth Zoo」にも、フェリーで気軽に立ち寄ることができます。
↑対岸行きのフェリー乗り場バラック・ストリート・ジェッティ(Barrack Street Jetty)という船着き場からフェリーに乗って5分ちょっとで対岸に到着。
のんびりとした街並みの中を10分ほど歩くと、1898年オープンの歴史ある「パース動物園」(開園時間 9時~17時、大人/22豪ドル, 子供/11豪ドル)に到着。
1時間のガイドツアーを頼むと、小型のゼブラバスで専属のガイドさんが、希望に合わせて見たい動物を説明しながらまわってくれます。
↑真夏のパースは気温40度超! ゼブラバスのガイドツアーが便利です。
ここでも、コアラやカンガルー、ウォンバットなど、オーストラリアならではの動物たちを見ることができます。
ところで、パース市内で意外と苦労するのがレストラン探し。
近郊のフリーマントルや、スワン川の対岸(パース動物園側)など、シティ中心部を少し離れたほうが、お手頃で雰囲気のよいレストランが見つかりました。
広大な公園キングスパーク(King’s Park)の頂上にあるモダンオーストラリア料理店「フレイザーズ Frasers」の屋外席は、子連れファミリーにもオススメです。
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