Published on 13.04.03
【てくてく*オアフ番外編18】アホウドリが飛び交うオアフ最西端のサンクチュアリへ…往復3時間の「カエナ・ポイント」トレッキング
念願の「カエナ・ポイント」へ
オアフ在住12年ですが、いつか行ってみたかった場所のひとつが「カエナ・ポイント Ka’ena Point」。
オアフ島の左肩にあたる最西端、ウェストとノースの交わる場所がカエナ・ポイントです。
その昔、ハワイアンは亡くなった人がこの岬を渡って天上するといわれた聖域で、現在は「アルバトラス」(アホウドリ)の保護地区に指定されています。
一帯をフェンスで囲み、野犬などから野鳥を保護しています。
1週間まえ、「ビショップ・ミュージアム」でアルバトラスの胃袋からたくさんのプラスティック片が出てきたことを学習していた息子。
実際に飛ぶ姿をみることができたのは、貴重な体験となりました。
ノースショア方面からトレッキング
「カエナ・ポイント」までは、「モクレイア・ビーチパーク」から入る北コースと、「リーワード・コースト」側から入る南コースがあります。
北コースのトレイルだと、往復5〜6マイル(8キロ〜9.6キロ)。
平たんなトレイルではありますが、高温地帯を往復するには「息子にはまだかなぁ」と見送っていたのですが、いざ挑戦の日がやってきました。
当日、タウンは終日雨模様。
この雨がノースショアでも続いているかも…と不安を感じつつ、トレイルの入り口に到着。
雨はなくとも、このとおりどよよんの曇り空でした。
持参したのは、レインジャケット、水筒、おにぎりとエナジーバー。
太陽に照りつけられるよりは「こっちのほうがいいかなぁ」と、手前の公園でトイレ休憩をすませて、いざ出発!
砂浜から岬を目指します
最初は砂浜を歩きながら、ホエールウォッチングや三角に尖った山並みを眺めつつ進みます。
クジラにも会えました
冬から春のこの季節は、ハワイでたくさんのクジラの親子をみることができます。
この週末はマウイ島以上の、かなりたくさんのクジラの乱舞を観ることができました。
アホウドリの聖域へ
途中小雨に降られながらも、約1.5時間で保護地区のゲートに到着。
二重のゲートをくぐると、そこはサファリワールドさながらの世界。
この保護地区の先に岬があります。
成鳥がすぐ頭上を飛び交ったり、よく目をこらすとひな鳥が草むらに隠れていたり、求婚のダンスをし合う様子も肉眼で確認できました。
私たちが捨てたプラスティック製品が、海に流され破片となり、それをエサと間違えた鳥たちの胃袋に蓄積し続け、消化しきれずに死んでいくのかと思うと、胸が痛みます。
息子もこの場でみつけたプラスティック袋を必死に追いかけ、無言でポケットにしまっていました。
鳥たちはのびのびと、人間の私たちを恐がりもせず、自由に空を飛び交っています。
「この土地は、私たちのエゴで汚してはいけないのだな」と、共存の意味を考えずにはいられませんでした。
↑こちらが最西端となるポイント。
帰り道は、雨で道がぬかるんでスニーカーは泥だらけ。
何度か弱音をはきましたが、なんとか自力で帰ってこられた息子。そんな成長ぶりに直面し、うれしくなった旅でもありました。
途中までは四駆のクルマでも行くことができますが、公園の入り口から海岸線を歩きながら、手をつないだり歌を歌ったり、花や生き物を探しながら、話をする時間は新鮮。
親子の絆も深まった、トレイルとなりました。
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