Published on 13.05.07
【旅*流儀212】ビジネス32席でニューヨークへ…マニアも注目のブリティッシュ・エアウェイズ「クラブワールド・ロンドンシティ」
ブリティッシュ・エアウェイズに注目
イギリスのフラッグキャリア、「ブリティッシュ・エアウェイズ British Airways」(BA)。
By: Cloudsurfer_UK
JALも加盟しているアライアンス「ワンワールド」の1社で、日本には1948年から乗り入れ。
日本からは、成田からロンドンヒースロー空港へデイリーで、羽田からは週5便の早朝便で飛んでいます。
ちょっとオモシロイNY便
ロンドンの空港というと、ヒースロー空港とガトウィック空港が有名で、BAのハブ空港もこのふたつ。
さらに、日本人にはあまりなじみがありませんが、ロンドン市内にさらに近い場所(市内中心部から10キロ)に「ロンドン・シティ空港 London City Airport」があります。
街中の空港で滑走路も短いため、小型機の発着がメイン。
イギリス国内や近隣諸国への就航がほとんどと思われますが、BAはこちらの空港から「クラブワールド・ロンドン・シティ」という、ニューヨーク便を飛ばしているんです。
↑ロンドン・シティ空港から飛び立つ、BA「クラブワールド・ロンドン・シティ」便。 (C)Nick Morrish/Seven Squared/BA News
イギリスからニューヨークまで、「A318」という小型機で大西洋を横断。
↑180度倒れるフルフラットの座席となり、2-2配列の8列。
「クラブワールド」とは、BAのビジネスクラスの名前となり、「クラブワールド・ロンドン・シティ」は32席のみの全ビジネスクラス。
ロンドン・シティ空港では離陸時に重量制限があるため、途中アイルランドの「シャノン空港 Shannon Airport」で給油。
シャノンは大西洋に近い立地であるため、かつてはヨーロッパとアメリカを無ずぶ大西洋線の給油地となっていましたが、その名残りもあり、BA1便と3便はこちらで入国手続きができる…というちょっとオモシロイ便。
給油時間は45分以内で、その間はゲート近くのラウンジが利用できるそう。
ニューヨークでの入国審査がないのは、アメリカのキビシイ審査を考えるとストレスフリー。ニューヨーク到着後は、荷物を受け取りそのまま空港外へ出られるのは、国内線感覚ですね。
マニア垂涎の路線
この「クラブワールド・ロンドンシティ」便は、BA1便、2便ということで、かつて飛んでいたコンコルドの便を引き継いだという、マニアにはたまらない路線でもあります。
スケジュールは以下のとおり。1、2便以外にも3、4便もあります。
- BA001…ロンドン発9時45分-ニューヨーク(JFK)着13時55分
- BA002…ニューヨーク発19時-ロンドン着7時15分
- BA003…ロンドン発16時-ニューヨーク着20時15分
- BA004…ニューヨーク発21時45分-ロンドン着10時
飛行時間は、ニューヨーク行きで9時間10分、ロンドン行きで7時間15分。
ビジネス利用客に焦点を合わせているためか、土曜便はなし。料金は、往復3572ポンド。日本円で54万993円。
コレは通常のレジャー路線では考えられない…!
話のタネに、ぜひ一度乗ってみたいですね。
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