【アジアアトランティックエアラインズ】2013年8月就航の格安エアラインに注目!


Published on 13.07.29

【旅*流儀222】2013年8月就航の格安エアライン…タイ好きなら「アジアアトランティックエアラインズ」に注目!

<アジアアトランティックエアラインズ>

2013年8月、成田-バンコク路線に新たに就航することになった「アジアアトランティックエアラインズ Asia Atlantic Airlines」(AAA)をご存知ですか?

タイに旅行しようと思っていたり、「H.I.S.」のユーザーなら知っている人も多いかも。

このエアライン、2012年12月にH.I.S.が49パーセント、タイ現地法人が39パーセント、残りをタイのホテルグループ「バイヨーク」が出資して作られたタイのチャーター専門の航空会社。

当初は、「アジアパシフィック(太平洋)エアラインズ」だったのですが、さらに大西洋まで行く航空会社にしたいということで、「アジアアトランティック(大西洋)エアラインズ」と名づけたとか。

本来ならば7月19日にバンコク-成田が就航予定でしたが、タイでの運航者証明書(AOC)が遅れ8月20日に延期。関西国際空港では9月1日に就航予定となっています。

2013年7月からタイ人の日本滞在ビザが免除になったので、これまで以上に来日者数が見込まれることも就航理由のひとつと思われます。

ただし、チャーター機は定期便ではないので、今回の就航は11月4日までの限定就航(関空は9月29日まで)。

10月はタイの長期休暇であり、タイ発の需要増を見込んでいるそうです。

値段はLCC並、サービスはそれ以上

では、AAAにはどんな特徴があるのでしょうか。

チャーター機ということで燃油サーチャージ込みの値段で記載されており、値段はかなり安く、LCCではないけれどLCC並みの値段。

となると、サービスはなしかと思ってしまいますが、そこはLCCとは異なり「LCC以上フルサービスキャリア以下」という感じ。

値段が安くそれなりにサービスが付くなら、エアラインを選ばない人にはありがたい話。

そして、最大の特徴は、バンコク「スワンナブーム空港」では専用レーンで入国審査が受けられること。

スワンナプームでも、到着便が重なると長蛇の列ができてしまいます。が、専用レーンが使えれば並ぶ時間も最低限となりこれは便利。

フライトの時間帯は、成田11時30分発-バンコク16時20分着。帰国は、バンコク0時20分発-成田9時10分着。

なので、初日の夕食はバンコク市内で食べられるし、帰国も深夜なので、帰国日も丸1日遊べて機内でぐっすり眠ることもできる。これなら、子連れでもオーケー。

関空からは、関空発11時-バンコク着14時30分、帰国はバンコク発0時30分-関空着8時と、成田便よりもさらに有効に時間が使えます。

機内では、機内食(特別食にも対応)やドリンクサービスもあり、アルコールはエコノミーは有料(1本5ドル)、ビジネスクラスは無料。ブランケットや枕も無料です。

そして、受託荷物に関しては、エコノミーが1個30キロまで無料(3辺の和は203センチまで)、ビジネスは1個40キロまで無料。

ただし、座席指定は、航空券予約だとひとり片道2000円、ツアーなら片道ひとり1500円かかるとのこと。

就航記念セールでは、片道1万円だったので、単純に往復で2万円。燃油サーチャージなどがかからないため、LCCや格安航空券よりも安い。

ビジネスクラスでも片道5万7000円~、往復8万9000円~。

アジアアトランティックエアラインズは片道単位で購入するので、行きはバンコクから入り、周遊して「エアアジア」でクアラルンプールから出るとから帰国する…そんな広がりのある旅も可能になりますね!

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