Published on 13.11.01
【旅*流儀228】いつどこで見ることができるの? 13〜14年は11年に一度の「オーロラ」のベストシーズン到来
13〜14年はオーロラのベストシーズン!
海外旅行である程度リゾート地や遺跡めぐりをしたら、「一度はオーロラを見に行ってみたい」と思うかもしれません。
そんな人に朗報なのが、オーロラが見やすい時期は11年ごとにやって来るそうで、2013年~14年の冬はまさにベストシーズンだということ。
オーロラは、太陽からくるプラズマ粒子(電子やイオン)が地球磁気圏に入り込んで、電離層(上空100~1000キロ)の大気とぶつかって発光する現象のこと。
By: Beverly & Pack
このとき、窒素分子は赤、酸素原子は緑などさまざまな色の光が発せられ、オーロラとして可視化されるのだそう。
日本発のオーロラツアー
日本発のオーロラツアーは、カナダの「イエローナイフ」、アメリカ・アラスカの「フェアバンクス」や北欧フィンランド、ノルウェー、アイスランドなどを訪れるものがほとんど。
北緯60~70度などの高緯度の地域で、「オーロラベルト」と呼ばれているところにオーロラが出現しやすいそうです。
By: NASA Goddard Space Flight Center
オーロラが見られる条件は、まずは晴天でありながら月明かりが少なく、街の明かりなどからも離れていて太陽風が速く、地磁気が強いこと。
もちろん、オーロラツアーは自然の天候が左右するので100パーセント見られることを保証するものではありませんが、それでも観測できる確率は高いそう。
旅行期間にもよりますが、少なくとも3回(3日間)くらいは見れるチャンスがあるそうで、1日のなかでは、24時くらいがもっとも観測できる時間帯となります。
北欧と北アメリカ、どちらを選ぶ?
ツアーを選ぶ際、気になるのは「北欧と北アメリカ、どちらを選ぶべきか?」ということ。
北欧のオーロラは出現時間が夕方からと早く、寝ずにオーロラを待機して見るという過酷さも少なく、アラスカやカナダよりも身体がラクだそう。
また、寒さもアラスカ、カナダ(イエローナイフ)のほうがキビシく、イエローナイフは12~2月くらいは最高でもマイナス20度近くで、最低気温はマイナス30度くらい。
北欧は最高マイナス9度くらい、最低でもマイナス14度くらい。
ものすごく寒いのは間違いありませんが、イエローナイフよりはなんとかガマンできるかも。
とはいえ、どこも室内はとても暖かいので、外にいるときの防寒対策さえしっかりしていれば、そんなに心配しなくても大丈夫。
ただし、カナダでオーロラで見た人いわく、日本で用意してきたダウンや帽子スキー手袋、ブーツでは事足りないくらいの寒さで、寒いといよりイタかったとのこと。
旅行会社が貸してくれた、現地専用の防寒具が役に立ったそうです。
ちなみに、デジカメなどは寒過ぎて作動しなくなることも多いので、カイロなどで温めながら三脚を利用するといいそう。
オーロラ以外にも楽しみ方はいろいろ
オーロラ以外にも、地域によっては犬ぞりやスキー、アイスフィッシング(氷に穴を開けて釣り)、スノーモービルが楽しめます。
カナダなら、ナイアガラに寄ったり、各地街散策や都市と組み合わせたりと楽しみ方もさまざま。
ツアー料金は、行く方面と滞在ホテルにより差が出てきますが、滞在ホテルがガラス張りで暖かいところからオーロラを観測できるホテルなどに滞在する場合は高めになります。
高いものがあるいっぽうで、15万円くらいの手ごろなツアーも。
オーロラが見えたときの感動は、言葉に表せないくらいという人もいます。
飛行機に長時間乗せても大丈夫な小学生の子供と見に行くことができれば、貴重な体験になりそうですね。
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