【スペイン】アンダルシア州ヘレス観光の要「アルカサル」(城)とヘレス大聖堂を見学


Published on 13.11.18

【スペイン】アンダルシア州ヘレス観光の要といえばココ…「アルカサル」(城)とヘレス大聖堂を見学してみた

子連れ海外旅行★DATA

  • 旅先…スペイン・アンダルシア州カディス県ヘレス・デ・ラ・フロンテラ
  • 旅行時期… 2012年10月
  • 旅行期間… 日帰り
  • いっしょに行った人…7才の娘、夫
  • 旅行スタイル… 個人旅行。現在暮らしているカディスから長距離バス「comes bus」を利用
ヘレス観光で見逃せない宮殿

アンダルシアの「ヘレス・デ・ラ・フロンテラ Jerez de la Frontera」といえば、シェリー酒で知られる街。また、F1のサーキット場があることでも有名です。

 

そして、このヘレスにはアンダルシアの歴史には欠かせないイスラム文化と融合した宮殿「アルカサル」(スペイン語で「城」の意味)もあります。


↑アルカサルの入場料は、ひとり5ユーロ。カメラを使ってヘレスの街を展望できる「カメラ・オスクラ」を見学する際はひとり7ユーロです。

入場料は、こちらの建物で支払います。

14世紀にカスティーリャ王ペドロ1世により建てられたこの宮殿には、キレイな庭園が広がっています。

そして室内には、オリーブオイルを搾取するための巨大な器具が置いてあったり、アラブ風呂も見られます。


↑オリーブをしぼるための器具。


↑アラブ風呂がある部屋。

保存状態もとてもよく、宮殿内は広くそれぞれ部屋がわかれているので、娘も迷路感覚で楽しんでいました。

ヘレスの街を一望してみたい

カメラ・オスクラは「暗い部屋」という意味ですが、光が入らない球型のスクリーンにカメラのレンズの映像を反射させて、ヘレスの街を一望できます。


↑スペイン語によるガイド説明もありますが、ヘレスの街中を隅々までズームイン、ズームアウトしながら見る景色はとても楽しかったです。

このカメラ・オスクラの付近には19世紀の薬局の様子が再現されており、古いビーカーや調剤器具も展示しておりタイムトリップした気分に。

アルカサル内は段差の大きい石の階段が多いので、歩きやすい靴がオススメ。また、暑い日は陽射しが強いので水分補給も忘れずに!

大聖堂もゆったりとした雰囲気

つぎに、すぐそばにある「ヘレス大聖堂」へ。入場料はひとり5ユーロです。

1695年に建設がはじまったゴシック様式の大聖堂で、その外見や細かい彫刻とは印象は異なり、内部はとても落ち着いた雰囲気。


↑平日ということもあってかあまり人はいなくて、薄暗く静かでゆっくりとした空気が流れていました。ゆっくり考えごとがしたいときや、聖なる場所でリラックスをしたいときにちょうどいい空間かも。

礼拝堂以外でも展示物が飾られてる部屋もあるので、子連れでも広い建物内を見学してまわるのも楽しいと思います。

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