Published on 14.02.04
【ハワイ】エアライン選びから機内対策まで…子連れフライトのアドバイスを活かして1才の息子と無事ハワイへ<ANA編>
子連れ海外旅行★DATA
- 旅先…ハワイ・オアフ島
- 旅行時期… 2013年4月
- 旅行期間…28泊30日
- いっしょに行った人…1才1ヵ月の息子、夫
- 旅行スタイル… 個人旅行。成田から「ANA」でオアフへ。「ワイキキ・バニアン」に滞在
初の子連れ旅行…エアライン選び、どうする?
13年まえにハワイで挙式をした私たち夫婦は、その後もほぼ毎年のようにハワイへ出かけていました…
が、今回は妊活から出産を経て3年弱ぶりのハワイ。しかも初の子連れ!
ドキドキとワクワクが入り混じった旅行計画のスタートでしたが、当時は授乳中で離乳食後期の息子。
さっそく、フライト選びから頭を悩ませることに。
大人だけの旅行では、航空券はインターネットで検索し、価格とマイレージが利用可能かという程度の条件で選んでいました。でも、息子との初フライトはわからないことだらけ。
まずは、どのエアラインがいいのか?
さっそく子連れハワイ経験者の友人たちにリサーチしてみると、日系のエアライン利用者が多く、CAさんも子供に気を配ってくれ、親切で安心できたとのこと。
ならばわが家も…ということで、今回は日系にすることに。
旅行のポータルサイトと航空会社のサイトで、JALとANAを同条件にて検索すると、価格差はそれほどないみたい。
なにかリクエストが必要になったときのことも考え、少しリーズナブルだったANAのサイトからオンラインで予約。同時にベビーミール(離乳食)のリクエストや座席指定も完了しました。
座席は、オムツ替えとぐずったときに抱っこであやせる場所という条件で、往路はうしろに座席がなくトイレ付近の、中央部の通路側から2席を指定。
復路は、バシネットを利用できる座席を予約。壁前の席は足下に若干スペースがあるので、よちよち歩きの息子にとって、少し遊べてストレス発散できるのではないかと期待しました。
機内対策は、キホンをしっかり
つぎは、機内対策。
友人たちによると、たとえば生後4ヵ月では「授乳ケープを利用して座席で授乳。ちょっとぐずったりもしたけど、気圧の変化などに対応していればスヤスヤだったよ」とか、生後8ヵ月では「歩行できない月齢のフライトが一番ラクだった」とか。
「ハワイ便は行きは夜のフライトだけど、帰りは日中になるので対策が必要」という意見も。
息子の場合、歩きたがる可能性はあるものの、寝かしつけは授乳に頼れるので安心かも…という状況。
けっきょく、以下の子連れフライト対策「キホンの4ヵ条」を実践することに。
- 出発日は昼寝をさせない
- 出発まえはキッズスペースで遊ばせる
- 気圧変化への対応(ストローマグで水分をとる)
- 息子が興味のありそうな動画を事前にダウンロード
「最初は心配だったけど、終わってみれば大丈夫!」との楽観的なアドバイスもありましたが、なかなか不安を払拭できない…
…だけど、いくら悩んでいてもこればかりは息子次第。「親のドキドキは子供に伝わるっていうし、出発まで人事尽くして天命を待つゾ」と一大決心したのでした(笑)。
機内には、多めのオムツや着替え、動画をダウンロードしたタブレット、音が出ないお気に入りオモチャ、薄手のガーゼ、バスタオル、寝かしつけで毎日のように使っていた抱っこひもを持ち込みました。
当日は昼寝しないよう気をつけて…空港に出発!
いよいよ、ハワイに出発する当日。
朝から体調を整え、機内でぐっすり寝てもらうためお昼寝させないよう注意しながら過ごすことに。
ちょっと眠たそうなときは、気分を変えて一緒に遊び続けたりして、夕方まで昼寝なしでも超元気!
ところが、自宅を出る直前、気がつくとリビングの床で熟睡。かわいそうで起こすことができず、30分だけ寝かせました。
ただ、その後は自宅出発からフライトまでいっさい寝ないで過ごしてくれました。クルマで寝てしまったら、熟睡してお昼寝完了になってしまったかも。
チェックインのあとは、授乳&おむつ替え。
その後、早めに出発ゲートへ移動し、一番近くにあったキッズスペースで遊ばせました。
私がテンションを上げて相手をしたので、出発前にこちらが疲れてしまいましたが、最終的には機内で寝てくれました。
搭乗直前は、耳抜きができない息子のために飲み水の準備が必要。離陸時から機体が安定するまでは安全第一ということで、ストローマグを用意。
白湯しか飲んだことのない息子にとって、煮沸なしの水は未経験。そこで、ゲート近くの授乳室で調乳用のお湯を冷まそうとしたところ、温度は90度以上!
離陸まで冷ます時間がなかったので、けっきょくゲート近くの自販機で水を購入。ちょっと不安でしたが、自分の耳がキーンとなるタイミングで与えたら問題なしでした。
ハワイを往復することで自信もついた!
往路はバシネットなし、復路ではバシネットありの座席で過ごしました。
10キロの息子をひざに乗せていると、さすがにオシリがイタイ…夫と交代で抱っこしましたが、私以上にオシリ痛をアピールしていました。
立ち上がって抱っこするようなグズリはなく、少し大きな声も出したけれど、機内は常に音がしているので思ったよりも響かなかったみたい。
ハワイ便は赤ちゃん&子連れ率も高いのですが、往路の隣席は女性同士での旅行。
最初と最後に声を掛けさせてもらったら、「全然うるさくなかったですよ」と笑顔で答えてくれました。女性たちの好意には本当に感謝しきりでした!
バシネットありの帰国便。取りつけられる座席は決まっているので、通路を挟んで両隣とも子連れでした。
席に余裕があったのか3席利用でき、息子を座らせてキッズ用の機内ビデオを見せることができて肉体的にも気分的にもラクでした。
日中のフライトだったので、搭乗を待つ間も機内でも元気いっぱい。
寝る様子はありませんでしたが、飽きたら私たちの間を伝い歩きしたりして思った以上にご機嫌でした。
お昼寝タイムは多少ぐずったものの、私のお腹のうえで就寝。
両隣の赤ちゃんがバシネットで寝ているので寝かせてみたのですが、やはり起き上がる始末。両隣がうらやましく思えました。
ちなみに、右隣の赤ちゃんは息子よりもちょっと大きいようで、バシネットで寝るだけじゃなく、起きている間もアニメのDVDを観てとても静か。ちょっとぐずると、ボーロのようなお菓子を食べていました。
息子の場合、タブレットの動画はあまり効果なし。次回は、好きなアニメが観られるDVDプレーヤーを持参しようと思いました。
ちなみに、ベビーミールは往復ともにバナナとジュースくらいしか口にしませんでした。息子にはおっぱいで十分だったよう。
息子が少しぐずると、CAさんが「機内が熱いようでしたら氷を用意しましょうか?」と声を掛けてくれたり、飴玉をカシャカシャなるように紙コップに入れてきてくれたり、親切にしてもらえたので、初フライトは日系にしてよかったです。
初フライトは「思っていたよりも問題なくクリアできてよかった」と思ったのですが、夫は「とても疲れた」。この差はいったい…?
出発前に最悪の事態を想定していた母親と、気楽に考えていた父親との意識の違い。これに尽きると思いました。
いろいろな事態を想定して準備しましたが、臨機応変に対処すれば大丈夫…と実感できたフライトになりました。
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