Published on 14.08.30
【旅*流儀245】出入国がかなりスムースになると期待…2020年をメドに実用化を目指す「顔認証」システムとは?
混雑するオリンピック時期の空港を快適に
この8月よりスタートした「空港顔パス」システム、ご存知ですか?
成田空港と羽田空港で開始された「顔認証」の実証実験で、パスポートのICチップに組み込まれている顔の画像情報と、空港のゲートで撮影する顔写真を照合し、出入国の審査をスムースにするシステム。
By: ukhomeoffice
2020年の「東京オリンピック」で訪日外国人が増加することが予想されているため、それまでに実用化したいようです。
顔認証は、目や鼻、口の位置や、顔表面の凹凸を分析し個人を特定するもので、すでにイギリス、ドイツ、オーストラリア、香港などで出入国審査に使われているとのこと。
実用化されれば、かなりスムースな出入国が実現
今回の実験では、旅行者本人が機械に自らパスポートをかざしてICチップのデータを読み取らせ、同時に正面から写真を撮影。
データが一致すれば審査完了で、出入国オーケーとなり、ゲートが開きます。
このシステムを導入することで、職員がいる有人ブースの半分ですみ、日本人の審査の待ち時間も短縮。日本人を担当していた職員を外国人の審査にまわせるのため、利用者みんなに利益があるそうです。
もちろん、顔認証を希望しない人には、通常どおり職員がブースで対応してくれます。
顔認証というと、すでにマンションや個人宅のカギ代わりに玄関で使われたり、大阪のユニバーサルスタジオジャパンで入場ゲートでも使われるなど、徐々に普及して来た経緯があります。
じつは、12年に羽田と成田で顔認証の実験をしており、当時は17パーセントの誤認識があったため、実用化には至らなかったそうですが、今回の実験の精度はいかに?
空港の出入国での混雑が解消され、旅行者の利便性が向上するならば今度こそは期待したいですね。
海外旅行を便利にするサービス PR
・格安ツアーと航空券なら「H.I.S.」
・JALマイラーなら「JALパック」
・格安ツアーは「ABロード」で検索
・空席のみ検索して即予約「トルノス」
・ポイントもバッチリ「楽天トラベル」
・エアアジアは「Expedia」で予約
・定番の予約サイト「エクスペディア」
・プチホテルも網羅「Booking.com」
・アジアのホテルに強い「agoda」
・海外OPツアー予約の定番「Alan1」
・ハワイに強い「ダラーレンタカー」
・家族特約つきなら「JCBゴールド」
・子供専門英会話「リップルキッズ」