Published on 14.11.08
【旅*流儀250】14年10月より待望の「羽田空港」深夜早朝バス運行開始…時間帯やルートから利便性を検証してみた
「羽田空港」深夜早朝バスは使えるか?
知らないうちにどんどん増えている、「羽田空港」発の深夜早朝便。
学校や仕事が終わってから旅立つことができるし、現地での滞在時間もこれまでよりは長く取れたりと、うれしいこともたくさんありますよね。
ただ、問題となるのが行き帰りの交通手段。
マイカー派なら、羽田空港内(もしくは周辺の)駐車場にクルマを止めていくのがラクですが、帰国後疲れた状態でクルマを運転するのは大変でもあります。
地域や荷物の量、人数によっては「空港定額タクシー」という選択肢も使えるかもしれませんが…
ということで、今回注目するのが、いよいよ運行開始となった羽田への深夜早朝バス。
まずは、2014年10月26日から15年3月31日までの実証実験(国土交通省)ということで、羽田発が深夜1時台で、羽田着が早朝4時台となります。
運行するのは、リムジンバスと京急バス、東急バスとのこと。
時間帯をシミュレーションしてみると…
気になる路線は、下記の5ルートとなります。
- 秋葉原(3時45分)− 東京(4時)−銀座(4時05分)−羽田空港(4時30分)
- 池袋(3時40分)−東新宿(3時55分)−新宿西口(4時)−羽田空港(4時30分)
- 渋谷マークシティ(3時45分)−渋谷駅西口(3時48分)−セルリアンタワー(3時52分)−羽田空港(4時37分)
- 品川駅東口(3時45分)−蒲田駅(4時10分)−大鳥居(4時15分)−羽田空港(4時28分)
- 横浜駅YCAT(4時)−羽田空港(4時32分)
羽田空港発は逆ルートとなり、(1)以外はすべて1時発になります。1の秋葉原行のみ1時5分発。だいたい、1時30分から2時に到着となります。
となると、けっきょくそこから自宅への足はやはりタクシーになりますね。
夜中の2時にターミナル駅でバスを降り、荷物を積み替えてまたタクシーに乗り換え自宅に向かう…
時間的にも眠くてたまらないはずなので、これはムリがあるかも。
おみやげもあるし、スーツケース2〜3個にベビーカーなどあれば、ゼッタイにタクシー1台ではムリですね。
気になる料金は、秋葉原ルートが一律1860円、池袋ルートが一律2000円、渋谷ルートが一律2060円、品川ルートは552〜1030円、横浜ルートは一律1030円(すべて片道料金)。
千葉と埼玉方面は、じつはすでに京急バスが深夜バスを運行していますが、0時20分〜35分発なので、帰国便の飛行機が遅れたら乗り過ごしてしまう可能性があります。
でも、モノレールや京急の最終便に間に合わなかった場合には使えるかもしれませんね。
わが家がこの実証実験バスを利用することを考えると、停留所からタクシーで20分くらいとなり、家に着くのが2時過ぎになることを考えると、旅の最後の締めくくりが修行のようです。
どういう層の人が利用するのか、利益は見込めるのか。実証結果を見てみたいですね。
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